なぜ勉強をしなくてはいけないのか 段階レベル④ | お受験ブルーズ

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現役講師がお受験を通じて世間を眺めています。
大手塾勤務→独立→プロ家庭教師と変わって来ました。(作曲・編曲、戦国シンフォニックメタルバンド「武士メタル~Allegiance Reign~」のベーシストとしても活動しています。どっちも本気です)

さて、シリーズ『なぜ勉強をするのか』今日は特別編といきましょう。少し角度を変えた考え方です。段階レベルは0です。

Q,『なぜ勉強せなあかんの?』

 A、『おかんを喜ばせるため』

 ま、だいぶずるい答えですね(笑) ただ、けっこうキク子もいます。
 昭和の人にとっては当たり前の考え方かもしれません。

 有名な巨人の監督だった長嶋茂雄みずがめ座さんや元楽天イーグルスの監督だった野村克也かに座さんなどの生き様を見ますと、青春時代は『はやくプロにはいってお袋をさせてやりたい』という想いが強くあったそうです。それは彼らの子供時代は終戦直後でモノがなく、どの大人もその日暮らしで必死で、その姿を見ていると自然とそう思えたようです。

 僕も母親が必死で働いているのを見ていたため、そういう想いはありました。今は不景気ですから、逆に働きに出て、子供に働く姿を見せるというのもよいことかもしれません。まあ、ほったらかしにするのはよくないですけどね。

 また、子供が頑張って努力のあとがわかったら、喜んであげることも大事です。子供の個性によりけりですが、『じゃあ、もっと頑張ろう』というのはあまり感心しません。もっと頑張るときは、言われなくても頑張ります。

 この考え方は『調和をとる』という方便です。
 勉強しないと、親は怒るし、先生も怒るし、逃げ場がないときに、じゃあ、まあ『ある程度はやっとくか』というオトナな判断でもあります。それがいいことなのかどうかは微妙なところですが、とりあえずのやり方としてはよいと思います。
 
 この考え方ではに行動基準を決められてしまっていて、、『自分』が育たないので、いずれは『自分のやりたいようにやる』べきだと思います。その上でさらに調和をとれるなら、なおよいでしょう。

 自分のため、より他人のための方が頑張れてしまうのが人間なんですね~。

 あ、それではこの辺で、いつも読んでくださってありがとうございます。



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