僕は図や絵をバンバン書く方です。そうすることで覚えてほしいですし、自分で書かなければわからないことも多いです。ただ、僕の話を食い入るように聞き、それだけでほぼ覚えてしまえる子もいたりするのは事実です。「ノートは絶対にきれいにとれ」、と僕は自信を持って言うことはできません。
さて、このブログをはじめたころに「東大生のノート」を取り上げたことがありましたが、成績優秀者のノートはかならずしもキレイではありません。僕はいままで何人もの成績優秀者のノートをみせてもらってきましたが、そんなにキレイな子はいません。
ノートをとらなくても伸びる子はいますが、逆に絶対に伸びないだろうな、というノートの子もいます。
①板書を写すのが遅い
②必要以上にカラーを使う
このどちらかにそういう子はあてはまります。丁寧に書こうというのが強すぎたり、不必要にカラフルにする子はだいたいあんまり伸びないですね。授業の内容が全然聞けないからです。まあ、楽しくノートをとろうというのはわかるんですけどね。否定はしたくないのですが、ノートは2色か3色がまとまりがよいですね。僕はいろいろ試行錯誤して、1色なんて時もありましたが、2色の時が一番伸びました。また、3色ボールペンがかなり使えますね。
「東大生のノート」をこないだも少し立ち読みしました(そろそろ買おうかな?)が、成績優秀者に共通する本質的なノートの取り方は「自分用にカスタマイズされている」ということです。まず板書をただ写している子というのはいません。
自分が覚えやすいよう、自分が使いやすいように構成されているのです。ただ、受け身の授業ではないということです。ノートといえどそこに若干のオリジナリティが入ります。
さて、ここで問題なのはなぜ伸びない子が「丁寧に書こうとするのか」です。本来自分しかみないはずのノートを不必要に丁寧に書くことは無意味です。成績の伸びとは関係がありません。
それは公立小中学校の悪しき伝統にあります。日本教育の過保護主義といってもいいでしょう。
あ、長くなったので続きはまた明日で。いつも読んでくださってありがとうございます。
お勉強BLOGЯanK
![お受験ブルーズ-ランキング1](https://stat.ameba.jp/user_images/6c/f8/10129111034_s.gif?caw=800)
![お受験ブルーズ-ランキング2](https://stat.ameba.jp/user_images/6b/aa/10129115035_s.gif?caw=800)
![お受験ブルーズ-ランキング3](https://stat.ameba.jp/user_images/58/a2/10129120511_s.gif?caw=800)
![右上矢印](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/235.gif)