お受験と5年内容の重さ | お受験ブルーズ

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現役講師がお受験を通じて世間を眺めています。
大手塾勤務→独立→プロ家庭教師と変わって来ました。(作曲・編曲、戦国シンフォニックメタルバンド「武士メタル~Allegiance Reign~」のベーシストとしても活動しています。どっちも本気です)

いやーさわやかな朝ですねー。ランニングしてるとちょっと暑い晴れです。

 昨日は例の問題児、うお座うお座女子と話していました。くっだらない話が大半ですが、もう算数ができなくてできなくてしょうがないようです。

 僕は毎年そういう子をみてしまっているので「ああ、マシマシ」なんて思っていますが、お母様や新しい室長さんはそうはいかないようで、ひやひやしているようです。

 この時期に使っている教材はどの塾も応用内容であるのが大半です。いわゆるスパイラル方式で繰り返しやっていく勉強の最段に差し掛かっています。これが算数のできない子や難関校をそれほど目指さない子にとっては苦悶以外の何物でもないでしょう。また、実際「この子に意味あンのかな?」と思う内容も多いです。

 毎年そういう子がいますので、その苦しみは痛いほどわかります。彼らは1学期の間全然わからない感じですすんで、結局夏休みの総復習でやっと追い付いてくる、みたいな効率の悪いことになります。
  
 そういう子たちはこの時期、5年内容を復習したほうがいいです。5年内容が急激に難しくなり会得できず、おいてかれてしまっているのです。サピックスではこれが4年のうちからくるでしょう。

 去年の中学受験生で5年内容しかやっていない子がいました。というか僕が個別でそのように指導してきたのです。その子はさそり座さそり座でもくもくかつきちんとやってくれたのもあり、偏差値が55から58くらいのところに受かりました。僕ももう少し6年内容をすればよかったかなぁと思いつつも、6年内容は付け足し程度でカタチにすることができました。よかったよかった(笑)

 あ、長くなったので今日はこの辺で。いつも読んでくださってありがとうございます。
 



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