「おっとなー」と思う子どもは知的な精神年齢が高いのです。たとえば作文なんかを書かせてみますと、もう完全に大人の文章になっています。
おもに家庭教師をしていた昔はよく子どもの作文課題を手伝ったりもしました。僕がおかしなところを指摘し直すと、「そんな大人っぽい文章だめだよー」と言われたりします。こういうよくわからない制限を自分でかけ、大人から見た子どもであろうとする子は多いです。そんな必要はありません。どんどん大人っぽい文章を書いてOKです。上位生はみんな、だいたい大人っぽい文章をかきます。
では子どもは一体どこでそういうものを身につけるのか。
やはり親と友達です。僕が小学校の時は、友達に異常にマセた子がいて、その子の話が知的で面白く一気に精神年齢が上がったのを覚えています。その子ももちろん中学受験をし、他塾でしたのでよく情報交換をしていました。その子はギャグにも当時の副総理の名前が出てきたり、難しい熟語が出てきたり今考えても変わっているのですがいい刺激でした。
今その子は高校から僕の学校に入ってきて、劇団なんかをやってます。やっぱ変ってるなあと思いますね。
なんにでも興味を示す子は比較的精神年齢は上がりやすいです。子どもの質問にすべて丁寧に答えると、必ず知的レベルが上がっていきます。
そうでない子が大変です。やはり親が普段からわが子を過剰に子供扱いせず、大人用の言葉で子どもに話しかけてないとダメな気がします。面談なんかすると、「なるほど、こりゃ国語力あがらん親だ」なんて思ったりします(笑)いつまでもお子さんが4,5歳のつもりでいくと危険です。
聞けば、うちの母親も幼児語(~でちゅねー的な)を僕らに対して使ったことがないとか。ほんまかいな。
あ、長くなったので今日はこの辺で。いつも読んでくださってありがとうございます。
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