携帯電話の実態―名門校でもー | お受験ブルーズ

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現役講師がお受験を通じて世間を眺めています。
大手塾勤務→独立→プロ家庭教師と変わって来ました。(作曲・編曲、戦国シンフォニックメタルバンド「武士メタル~Allegiance Reign~」のベーシストとしても活動しています。どっちも本気です)

携帯電話の実態について今日は述べておきたいと思います。

 夜回り先生こと水谷先生もその危険性を指摘されていましたが、僕もかなりやばいことになってるなぁと思ってます。

 かなりの名門校での話です。子どもは仕方がないのかもしれませんが、子どもは「厳しい先生」と「そうでない先生」に分けて先生を分類します。厳しい先生の時は静かで特になにも起きません。が、その時にたまったストレスは「普通の先生」の授業時に吐き出されます。

 普通の先生のときの生徒はヒドイものです。まさに何でもアリ状態です。その時の主役が携帯電話というわけです。いきなり着うたの音楽を流し始めたり、先生のムービーを撮り始めたり、まあ僕らのころに比べてハイテクだな、と。そういえばぼくも教え子から授業中の写メが送られてきたこともあります。いつ撮ったんだ?って感じです。

 そのほかにも授業中に携帯を鳴らして寝てる子を起こしてあげたり、生徒会の連絡をメールでやってたり……。そういう風に使う必要あんの?と思うことが多いです。

 授業中は携帯電話を出さない。あたりまえです。「生徒がケイタイを出して遊んでいるのは先生の指導力のなさのせいである」こんな声が聞こえてきそうですね。それは断じて違います。ケイタイがあるからに決まっています。

 では「厳しい先生」が指導力があるのか?それも違います。その先生はただ「権力」で生徒をおしこめているだけです。人間関係の築き方としては最低ランクのものです。そのしわ寄せが「普通の先生」のときに来るのです。厳しい先生も学級崩壊に一役買っているのです。学級崩壊になる学校にはかならず厳しい先生がいるはずです。

 うちの塾では、というか大抵の塾がそうでしょうが、教室に一歩入ったら「携帯電話は全面禁止」です。当然、こっそり見ている子もいますが、やはり「こっそり」なんです。きちんと全面禁止を掲げていることが大事です。

 やはり、「学校」が今問題です。かなりの名門校でもこのありさま。全国どこもそうだと思うべきでしょう。携帯電話禁止にしたら平均点があがったという学校もあると聞きます。意外とそういうところに学力上昇のヒントはあります。

 あ、長くなったので今日はこの辺で。いつも読んでくださってありがとうございます。




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