よく、「本は読むけど国語ができない」という話をききます。僕もそういう子が多いので気になっていました。本を読み、文字に慣れ親しむという第1段階はあるにせよ、もう一つ、なにかプラスアルファがあるな、と。それがないと点数に結び付かないようです。
東大にいった友人たちに高校時代の勉強法を今、どんどん聞いていっているのですが、結構「現代国語はなんもしなかった」という人が多くびっくりしています。そんなんで東大受かるの?という感じです。
僕も高1、高2くらいで現代文の点数がとれず悩んだ時期がありました。読書習慣はとっくにありましたし、かなり難解なものも読めるようになっていたのですが、なかなか模試で成績があがらないのです。結局、その時は普遍的な「解き方」を参考書などで得ることで一気に点が跳ね上がったのですが、それと似たようなことが小学生の国語でもあるような気がします。ただ、これはもっと先の話でした。小学生に理論的な現代文の解き方を教えてもそんなに伸びません。
現代国語をせずに東大に受かっている人の大半はしなくてもいいだけの「知力」を持っています。知力とは「他人の言っていることを理解する力」です。概して勉強だけでなく、広く世界をとらえよう、という雰囲気の方が多いです。
広く世界をとらえよう、とは自分のことだけでなく自分を「世界との関係」から考えていくことを指します。要は自己中じゃないのです。もうここまでいくと人格面の問題になってしまいます。いわゆる「おっとなー」な人たちになればいいのです。
小学生で国語ができる子はまずまちがいなく「おっとなー」な感じがします。そこから僕は打開策がないかと今、模索中です。子どもっぽい子はまずだめなんです。
あ、性格は子どもっぽくていいんですよ。
あ、長くなったので今日はこの辺で。「おっとなー」にするためにどうすべきか、ご意見くださると助かります。
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