http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090512-00000005-kyt-l26
こんな記事がでておりました。 あの漢検の不祥事で大問題になったものの、6月分の検定は通常どおり行われ受験者は3から4割減くらいですむそうです。
まあそんなもんかなぁと。検定というものは大小どの検定も「もうけ主義」がからんでいることは明明白白です。紙代や人件費で一人2000円、3000円もかかるわけがありません。しかも非営利団体、公益法人となればなおさらです。
これはほかの検定も大なり小なり同じ構造になっていると思います。
なぜ、受験者数が決定的に減らないかというと、高校受験に有効だからです。公立中学に通う子で真面目な子は必ずと言っていいほど英検や漢検を受けます。それは高校の入試に評点がプラスされるという機能をもっているからです。だから逆にないと困る子もたくさんいます。
僕も英検は学校全体で受けさせられました。「英検2級やで」というと「おお!」となる子が多いです。これが検定の戦略です。権威づけというやつですね。「東大だからすごい」というやつと同じです。それはあまりにもさびしいです。
別に毎日の勉強に資格などいりません。「賢くなりたいから」「受験に受かりたいから」やればいいと思います。
所詮子どもたちにとっても受験のための道具、それが漢検英検です。漢字するのが楽しいから、なんて子は一握りでしょう。だったら文科省主導で無料か1000円くらいの試験をつくり、そういう資格機関つくっちまえばいいのになぁ、と思います。わざわざ検定協会なんてあるのでしょうか?
にしても受験料は結局200から300円やすくなるだけらしいですね。しかも上級レベルのみ。せ、せこーーっ!一番子どもたちがうける4級や3級は下げる気ない。やはりそういうもんです。しょうがない親父どもだとあきらめましょうか(笑)
あ、長くなったので今日はこの辺で。いつも読んでくださってありがとうございます。
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