帰国枠受験の現在ー文化の違いを超えて | お受験ブルーズ

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現役講師がお受験を通じて世間を眺めています。
大手塾勤務→独立→プロ家庭教師と変わって来ました。(作曲・編曲、戦国シンフォニックメタルバンド「武士メタル~Allegiance Reign~」のベーシストとしても活動しています。どっちも本気です)

  実は今帰国枠受験の子を持っています。中学受験です。

 結構東京ではそういう方が多いらしく、実は今年の入試でも一人もっていました。

 その子はアメリカ帰りのさそり座さそり座男子です。アメリカで人種差別も含めたいじめを受け、アメリカが大嫌いになっていました。いやいや、なかなか子供ながらに大変な思いをしてきているなと。
 「僕は勉強して科学者になってアメリカを滅ぼしますパンチ!」なんてしゃれにならないことを言ったり(笑)全力で止めましたσ(^_^;)

 さそり座の子というのはやはりバイタリティがすごいです。ぱっぱっぱーーとどんどん突き進んでしまいます。疲れ知らずです。ただ、あちらの世界に行きだすとそれもなかなか止まりません。いろんなことに工夫がない、というのも特徴でした。

 帰国枠受験は近年、なかなか拡充してきています。英語で受けられたり、2科で受けられるなどの特徴があります。でも最近は日本に戻ってくる方が多く、競争率は高くなっているそうです。問題としては基礎的な問題プラスαといったところです。

 でも結局は中学受験。それなりのことをしないとなかなかうまくは行きません。その子は小6から受験勉強を始めたのですが、第1志望には落ちてしまいました。結局、帰国枠に頼らず2科受験で挑戦したところに受かってしまいました。しかもなかなかの名門校。大したものです。きっといい科学者になれる子だと思っています。

 さて、今年の帰国枠挑戦の子は山羊座やぎ座です。やはり堅実で、もくもくとやってくれますが、さそり座ほど良い意味でも悪い意味でも毒がありません(笑)競争意識も低いのが特徴です。ただ、小5にして英検2級をもつというその聡明さはかなりのものでしょう。
 この子はイギリス帰りで受験勉強が5年の1月からです。はてさてどうなることやら……。イギリスの小学校の様子をよく話してくれます。またアメリカとも違うようです。その辺はおいおい……。
 今は受験生というより、ただのガンダム好きですかね……。

 あ、長くなったので今日はこの辺で。今日はアニメ好きの東大の先輩の勉強方法を聞いてきまーす。
 いつも読んでくださってありがとう御座います。


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