先日のうちの学校の同窓会にて
「ウチの学校って芸術系の卒業生おらんなー」
「たしかに。そらあんなしばきまわされて勉強させられたからなー、そういうの麻痺したんちゃう?」
軽いトークですが、かなり恐ろしいことをいっています。たしかにうちの中高はスパルタで(当時は)僕も高校時代、バンドがやりたくてもできなかったのを覚えています。うちの学校の卒業生はそれこそ官僚、経営コンサル、会計士など、輝かしい職業の方がたくさんおられます。技術系も多いです。ですが芸術系分野で活躍する人は皆無です。
まあ、芸術系の情報が封鎖されていたとも言えますし、そんなものくだらん、と不当に地位が低かったというのもあります。それをそのまま大人になっても引きずっています。たとえば、普段から音楽を一切聞かない方や、仕事以外の楽しみがとくにない方などが多いです。
これはうちの学校に限らず、高学歴の方々に意外と多いです。中学のころは『ながら勉強』がダメだといって音楽も聞かせてもらえませんでした。高校になると反発して聞いていましたが、やはり勉強に集中しだすと邪魔になるので消していました。
要は勉強中心の生活が過ぎたのです。勉強なんて人生の割合から言うととても低いものですが、あのころは僕の生活の8割超を占めていました。大学院の入試を受ける時は逆に聞きまくっていましたが、普通に受かりました。関係ほんとにあんのかな、と思います。
芸術系に疎い人の共通点があります。それは「発想が浮かばない」人たちだということです。「新しい商品のアイデアない?」とかたまに言われるので僕がいろいろ言ってみると、「そんなん無理やー」とか言われて終わります。
常識に縛られて終わりです。そういう人に限って、『発想法』とかいうマニュアル本みたいなのを読んでいたりします(笑)
発想には自分の精神状態その他をいい感じにしないとだめだと感じています。そういえば、手前味噌ですが「算数単語帳」というタイトルも夢の中で出てきました(笑)今、いくつか進めている本の発想もお風呂とかでよく思いつきます。じっくり考えて思いついたことがありません。芸術が大事なんです。
芸術が無いと僕はたぶん、死んでしまいます。これは冗談抜きでそうだと思います。
あ、長くなったので今日はこの辺で。いつも読んでくださってありがとう御座います。
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