袖口をつかむ。しぐさシリーズ4 | 『女優きもの』読むだけで“きもの”が着たくなる小話

『女優きもの』読むだけで“きもの”が着たくなる小話

きものに袖を通すと内なる自分と出逢えます。
女として最も魅力的なときに一生に残る体験を…
きもの廻りを笑い話でお伝えしていきます。

テーマ:
きものは、洋服と違って立体的ではなく
平面から作られた衣服です。

裁断も縫製も直線的で、畳んでみると
ぺったんこになって(笑)
しまうにも、運ぶにも理にかなっています。

きものに袖を通してみると分かりますが
身体の曲線を包んでくれるだけでなく

平面的なデザインが
動作によって、いい雰囲気を醸し出すのです。

袖などは、邪魔なようでも
美的に変化するパーツなんですね。

きものを着たら、自然と出来る
手首を出した袖口を その手でつかむという
しぐさは、年齢を問いませんので
やってみるといいですよ。

きものAlways







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