トルクメ再訪記①〜なかなか観光が始まらない〜 | スパイシーdays

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懐かしの、ハヤブサの形をしたアシガバートの空港に、朝の4時半に到着…。

相も変わらず、トルクメニスタン発着の飛行機はヘンなタイムスケジュール。

 

 

 

空港にて、招聘状を見せてお金を払ってビザをもらいます。

「前住んでたのに、また何しに来たんだ?えーとか言われなくて良かった。だってそういう人少なそう…この国。

 

むしろ、パスポートコントロールでニコッとされた後「ウェルカム!ウインクとか言われちゃって、あれれ?この国のお役人ってこんなにフレンドリーだったっけ滝汗って面食らう。

 

 

ドライバーと落ち合って、ついたホテルは、住んでいた頃にはよくお土産やさんに買い物に来ていた、グランド・トルクメン・ホテル。

 

 

 

昔はシェラトンだったけど撤退していて、今では建物も室内もだいぶ古びてます。

同行者のCさん曰く「中央アジアの普通レベル」とのことだけど、いやいや、ここは豪華絢爛国家✨トルクメニスタン🇹🇲の首都ですよ?五つ星を名乗るのは、さすがにおこがましいだろう…。併設のお土産屋さんは使えるんだけどね。

 

 

でも、廊下の窓からは、徒歩で近づくことも、写真撮影も一切許されない大統領府が一望!ラッキー💕

 

 

 

日が昇ってくるとこんな感じ。

 

 

 

それに、泊まった部屋からは、2年前まで私が住んでいた家が見えました💕キュンチュー

 

 

 

3時間だけ寝て、朝ごはんを食べてロビーに行くと、今日から11日間お世話になるトルコ語ガイドさんが来ていました。

 

チョウドル族のおじさんで、英語教師→通訳を経て、英語とトルコ語の観光ガイドに。

典型的なトルクメン男性らしい物静かな感じと、教師らしく真面目で勉強熱心、教えるの大好きな感じが私はとても気に入りました。

 

 

で、さぁ観光開始!キャーキャー、んもぅ〜この街並み懐かしい〜!恋しい〜!!ラブ

 

 

 

…と思ったのも束の間、なぜか今回の旅行全般の手配をお願いした旅行会社の社長が呼んでるからってことで、オフィスに急行することに。

うーん、客の観光時間を削ってオフィスに呼び出すっていう…さすがトルクメニヤニヤ

 

旅行会社は、私が以前にトルクメの民族衣装を初めて仕立てたテイラーが入っているオフィスビルにありました。

この辺も懐かしいから、まぁいいんですけどね私は。

 

 

社長の部屋に入ると、おもむろに社長が私たちの旅程表を取り出し、

「グランド・トルクメンに一泊してどうだった?しょぼかったでしょ?

と。

ハ、ハァ…。でも予算の関係上かと思ってましたけど。ショボいと知ってて泊める…?😅

 

 

社長は旅程表にを入れ始め、最終的に、何泊かする私たちのアシガバートのホテルは、毎日ちがう、でもグランド・トルクメンよりははるかに新しくて綺麗なホテルに変えてくれました。金額はいいのかい💦

 

そして、カスピ海リゾートのホテルも、あの地で1番と言われててよくビデオクリップの撮影に使われているホテルポーンに変えてくれました。

 

ありがとう、社長!

…でも、なんでこれ私たちの到着前にしてくれないかねぇ。。。

 

 

これで終わりかと思いきや、こっちの部屋にどうぞと言われ、トルクメの伝統的な移動住居ガラオイ(モンゴルのゲルとほぼ一緒)の内部のような飾りつけがしてある部屋に入ると、おもむろに「これ着なさい」「これ履きなさい」と…、気がついたらトルクメン女子のコスプレをしていたデレデレ

 

 

 

「ほら、あなたはここでこの写真の女性みたいに石臼を挽いて!あなたはこっちで絨毯を織って!」

と社長にポーズまで指定され、なんちゃって写真。ニヒヒでも楽しい… 女性は民族衣装きて写真撮影とか嬉しいですよね。

 

 

 

トルクメって、入国も難しいから訪れる外国人が少なくて、こういう観光チックなことできる場所が全然無いんですが、これを社内に作っちゃって自分のお客に提供するって、社長、やるなぁ!!

 

しかも着替えが終わったら、箱に入ったトルクメ特産の乾燥メロンのチョコがけと、伝統の布サチャックで作ったバッグのプレゼントまで!!

 

いやぁ〜ん、シャッチョさん素敵ぃ〜!チュー

 

すっかりトルクメ商人に心を射抜かれたスタートとなりました。

 

 

って、まだ何も始まってないんだけど、長くなったので観光は次の記事から書きます!あせる