いよいよ、イランの宝石エスファハーンاصفهانにやってきました‼️
「世界の半分 نصف جهان 」と称えられ、私の愛するセルジューク朝はじめ数々の国の首都となった壮麗な都市✨です❗️
まずは、その中心地であるイマーム広場میدان نقش جهانへ。
広場を取り囲んで並ぶバザールや宮殿とモスクは、16世紀にエスファハーンに遷都したサファヴィー朝のシャー・アッバース1世が創建しました。
そんなモスクの一つ、イマーム・モスクمسجد امام。
この門をくぐると……
って、門だけでも、精緻なムカルナス(洞窟を象徴した立体的な装飾)など、なかなかなんですが。
中に入ると、青タイルで埋め尽くされた回廊が続き、とてつもない青タイルの洪水が待ち受けています‼️
それを抜けると、広場があり、モスク本堂へ入るイーワーン(アーチ状の入り口)が現れます。
広くて伝わらないので、パノラマで撮ってみたけど……入りきらず💦
外がわもタイルぎっしりだけど、中ももちろん隙間なくタイルびっちり。
怒涛のように押し寄せる青の美!🌊
イスタンブル🇹🇷では、リュステム・パシャ・モスクが総タイル張りのモスクとして有名ですが……。
回廊や天井の高い建物がいくつも続くこんな巨大施設とは、比べようもない規模
リュステム・パシャ・モスク
それさえ、リュステム・パシャが資産家だったから作れたというのに、それから考えたら、このイマーム・モスクの建設費用って一体どれだけ莫大だったんでしょうね 💸
この時代のオスマン帝国🇹🇷とペルシア🇮🇷は、何度も戦争⚔して領土を取ったり奪われたりを繰り返しているわけですが、ペルシアの方がずっと金持ちだったのかしらん
スイマセン、なんか私イランの話しすると、トルキストと見せかけて、実はトルコからペルシアの宣伝をするための工作員?😎みたいにイラン贔屓になりますけど
だって、本当に凄いんだもん。
次は、王族専用の礼拝場、シェイフ・ロトフォッラー・モスクمسجد شیخ لطف اللهへ。
王族専用なので、先ほどのモスクより規模は小さいものの……。
中に入ると、ドォーーン‼️
どうですか、この果てしない美麗さ✨
このドーム天井のデザイン、独特でとっても好き。
この図柄の絨毯も売られていました。
普通のタイル(四角いタイルに絵つけして貼る)と違って、こちらのモスクは大部分がモザイク・タイル(図柄の形に切ったタイルをパズルのように組み合わせる)なので、より贅沢で、より文様がパキッと見えます。
まさに豪華絢爛✨ですねー。
いやはや、何度来ても感嘆のあまり息を飲む圧倒的な美。
こんなイスファハーンを長年オットに見て欲しかったのですが(←やっぱりイランの回し者😂)実現して良かった。
オットも「鳥肌が立つ美しさ」と言っていました👏
ミフラーブ部分。
私自身も、以前にイマーム広場に来た時はあいにくの雨で、
「降るのすっごく珍しいのによりによって!」
とイラン人に哀れまれるくらいのアンラッキーガールだったので、今回は快晴のもとリベンジできてよかったです。
イマーム広場の西にはアーリーガープー宮殿کاخ عالیقاپوという、サファヴィー朝のお城🏰もあります。
学生時代のガイドさんは、「トルコのトプカプ(大砲の門)宮殿に負けじと、アーリーガープー(偉大な門)宮殿と名づけた」と言っていたけど、本当かな。
豪奢なモスクを見た後ではちょっと地味にも見えますが、優美な壁画や、楽器型にくり抜いて音響効果を施した部屋など、タイルとはまた違った美術が楽しめます。
お城のテラスからは、昔は王族が広場で行われるポロ🏇の競技を眺めたらしい。
そう、ポロってイランが発祥のスポーツなんです。
細密画にもよく描かれているし、イスファハーンの中心部には、ポロの像もありました。
中心の噴水では水遊びする子供達で賑わい、芝生ではピクニックする家族やカップル。
今ではすっかり市民の憩いの場であるイマーム広場なのでした。