先日、日本人ママ友たちも薔薇の香りがお好き!とのことで、私がローズオイルを購入しているエミノニュの店に一緒に行くことになりました。
「近くにタイルが綺麗なモスクがあるんですよね?」という話も出たので、はいはい♪あそこですね?!と、まずはリュステム・パシャ・モスクRüstem Paşa Camiiへ。
商店街の中にあり、1階は日用品屋の店舗になっているのもイスラム的で面白いです
壮麗王スルタン・スレイマン👑の大宰相を務め、その妻ヒュッレムの信望厚く、その一人娘ミフリマー皇女を妻にもらった、まさに勝ち組中の勝ち組で、莫大な富
を築いたリュステム・パシャだからこそ建てることができた豪奢
なモスク。
建築は巨匠ミーマール・スィナン
高価な、それもタイル生産が最高潮だった時期のイズニック・タイルを、四方の壁にびっしり張りめぐらせるなんて贅沢なモスクは、私が知る限り、トルコにはここ以外ない。
ここしばらく修復工事で閉鎖していたのが、この初夏くらいに再オープンになって、以前は赤かった絨毯が青になって、より青いモスク感が強くなったり、
左がビフォア(2015年)、右がアフター(今年)
外壁のタイル・パネルも、欠損部分を違うタイルで埋めて柄がバラバラめちゃくちゃになっていたのが、綺麗に直っていました。
左写真では窓の右横のタイルがめちゃくちゃですが、右の写真のように直ってました
モスクのあとは、うちのドアにかけたタイル柄のナザル・ボンジュウをどこで買ったの?と聞かれていたので、近くのナザル・ボンジュウ専門問屋に。
最後のはうちの玄関のナザボン
みなさん大コーフンで、色々買われてました
私が買ったのはこちら。なんとも可愛いパステルカラーのナザボンと、大好きなザクロモチーフのものを中心に。
パステルピンクのは、娘の部屋のドアにつけたら壁紙と合ってカワイイ。
ザクロは、玄関ドアの内側と、主寝室につけてみました。かなりお気に入り💕
エジプシャン・バザールに向かうはずが、Safaの前で🕷「ここ私がけっこう好きなスイーツ屋さんで、キュネフェとかバクラヴァとか美味しいの」と話したら、
「キュネフェってなに?」「カトメルって食べたことない!」とおっしゃるので、ならばとイートイン。
左がカトメルkatmer、右がキュネフェkünefe
私はトルコ人並みの甘味耐性の持ち主🍬なので、私には美味しくても日本人的には激甘やも
…と不安もあったんですが…
ここのサックサクのカトメルも、外が香ばしくチーズがリッチなキュネフェも、お友達も大いに気に入って下さってたので一安心。
グーグルに店を登録してたから、社交辞令じゃないと思う😅
やっと一番の目的の、オイルショップへ。
私のオススメは、10mlで150リラ(≒1900円←世界市場からしたら激安)の最高級のローズオットー(精油)だったのだけど、意外にもお友達たちは、お店の人が比較のために出した、ローズオットーを他のオイルと希釈した150mlで70リラくらいのものを「この値段でこの香りなら十分!」と購入。
化粧オイルとしてバシャバシャ使いたいそうで…なるほどぉ!
同じ店に、私の気に入っているRosenseのボディークリームや、野生のピスタチオの石鹸もあり、お友達がお買い上げ。
私はここの、ローズとサフランを混ぜた香油が好きで、香水がわりに持ち歩いてます。
なんだろう、インドの雑踏を思い出すような香りで、落ち着く…笑
バザールを出たら、そうだ薔薇が好きならきっとこれも好きかな?と、最近シルケジにも店舗がオープンした贔屓のロクム屋、Afyon Lokum Atölyesiに。
ブログには何度も書いてますが、ここの薔薇の花びらをちりばめたロクムが本当に香り高くて、食べる香水って感じ
試食させてもらったら、お友達も「すごい香り!他の店で食べたこういうロクムと全然ちがう!」と、さっそく買っていました。
花びらのついてない、プレーンの薔薇ロクムも美味しいんですが、この店舗には置いてなかったのが残念。
こんなエミノニュ巡り、私だったらここでŞehzade のジャー・ケバブか、Tarihi Filibe Köftecisiでキョフテを食べて帰りたいところですが…
今日ご一緒したお三方、トルコ在住なのにまだ鯖サンドを食べてないから食べたい‼️ということだったので、ガラタ橋に向かいました。
そんなすごい美味しいワケでもないけどもさ、やっぱり話題として1回は食べて置かないといけないとモノですよね、これは。
トルコっていうとみんな二言目には鯖サンドって言いません?
という、エミノニュ満喫な1日、買って食べて喋って…私的にはかなり久しぶりに女子らしく過ごした楽しい時間でした。ふだんボッチなんで笑。