イズミル旅行① | 女郎蜘蛛のトルコ駐在生活@イスタンブル

2月末に、イズミルİzmir周辺に旅行に行ってきました。

 

「イズミール」と伸ばす表記が横行(笑)してますが、正確には最初のiにアクセントで最後は伸ばしません。日本人て「ル」で終わる地名を勝手に伸ばしがちよね、イスタンブールとかカブールとか。

 

 

イスタンブルから飛行機で40分✈️ほどの距離ですが、エーゲ海地域🏝になるので気候も植生も食文化も違うし、昔からリベラルな人が多いエプロンという地域性があります。

 

 

 

イズミルには何度か来ていますが、いつも経由で寄るばかりで、ちゃんと市内を観たことはありませんでした。

 

 

古代ギリシャの時代には、スミルナSmyrnaと呼ばれていて、市内にはスミルナ遺跡が残っていました。

 

イズミルの地名は、スミルナが訛ったもの。スミルナ自体は、アマゾネスの女王の名前という説もあり。

 

 

延々と続くアーチの回廊、今も水が出る水道システム🚰なんかがすごい。

 

 

 

また、イズミルといえば、チャルシュ(商店街)とハン(商店施設)のまち。

 

17世紀に作られた、ケメルアルトゥKemeraltıの商店街群をはじめ、いくつものチャルシュやハンが迷路のように続くエリアが続きます。

 

 

 

その中で有名なのは、18世紀に建てられた、宦官長のハンKızlarağası Hanı

 

 

 

中はアクセサリー類を中心としたお土産屋さんがひしめいて、よく地方にある観光客向けのべデスタンという雰囲気。

 

 

 

その近くにある、トルココーヒーを飲ますカフェがひたすら並ぶ、コーヒー屋通りKahveciler Sokağıも可愛かった。

 

「子供の相手は僕がしますから飲んでって!」というトルコらしい呼び込みのお兄ちゃんたち…

 

 

ハンにくっつくように立っている、ヒサール・モスクHisar Camii

 

 

 

16世紀に建てられたもので、白とゴールドを基調として、品のいい内装。

それにハート型のようなステンドグラスが変わっていますね。

 

 

 

もう一つ、一見の価値ありだったモスクは、サーレプチオール・モスクSalepçioğlu Camii

 

 

 

20世紀初頭に作られたものですが、ブルーグリーンを基調とした美しい内装、立体的なお花の装飾がなんとも可愛いモスクでした。

 

 

 

トルコ人にとって、イズミルの象徴といえばこの時計塔

 

 

 

1900年に、スルタン・アブドゥルハミトの即位25周年を記念して建てられたもの。

北アフリカ風のデザインになっていて、私的にはトルコ各地にある時計塔の中で一番キレイだなと思います。

 

 

 

イズミル市内はこんな感じでした。次号は大満喫のイズミルの食について✨です!