先日イスタンブルで、テュルク系旧ソ連諸国🇹🇲🇦🇿🇺🇿🇰🇬🇰🇿の独立30周年を祝うイベントが行われると知り、すかさず行って参りました。
会場は、トプカプ近くにあるテュルク世界 文化横丁Türk Dünyası Kültür Mahallesi‼️
着いたら入り口には、オルホン碑文のレプリカがお出迎え!
テュルク系民族の祖先である突厥🏇が、8世紀ごろに突厥文字(こんなの→ 𐰆𐰺𐰴𐰣∶𐰖𐰔𐱃𐰞𐰺𐰃)を使って刻んだ碑です。
共通の祖先が残したものが入り口にあるなんて、テュルク系諸国人🏇の同胞意識にグッとくる💘演出ですが、
そんな先祖から枝分かれし多様化したテュルク諸民族を表すかのように、各国のユルタ(移動式住居)や、各国ごとの文化館が並びます。
さっそく手前のユルタに入ってみました。
キルギスかカザフ風のものなので、中の建材が赤で華やか。
私が住んでいたトルクメニスタン🇹🇲では建材は白木ですが、こういう建物住居を使ったレストランによく行っていたから、懐かしいし、落ち着く〜
その横では、トルコ式弓道の体験もやっていました。
ぎゃおん、カッチョイイ💕
テュルク式の弓は馬上から射れるように短いとか聞いたような気がする…
各国の館にも入ってみます。
左はキルギス🇰🇬館、右はアゼルバイジャン🇦🇿館。
展示されているのはお土産屋の工芸のような感じで、もうちょっとガンバって欲しいなぁ。
ウズベキスタン🇺🇿館では、社会科見学?のトルコの小学生たちに、ウズベク人のおじさんが解説しているのに遭遇。
おじさん、途中でトルコ語からわざとウズベク語に切り替えて話し、
「今のわかったかい?聞き取れた?(と、これもウズベク語で)」と聞くと、小学生たち「わかった!🙌」
おじさん、「ほらね、私たちは兄弟の国なんです。言葉も同じ、心も、血も同じ」
私はこの、自分の国以外に、同じような言葉と文化を持つ国が存在するっていうの、羨ましくて。だからテュルク語圏で疑似体験してます
中央アジアやカフカスだけでなく、北キプロス共和国のも、そしてバシュコルトスタンやタタールススタンなどロシア🇷🇺内のテュルク系共和国の文化館もありました。
(トルクメニスタン館🇹🇲ももちろん入ったんですが、それは次回の〈トルクメニスタン編〉にて。)
ここまでは常設の展示ですが、今回のイベントでは各国の手工芸品の紹介もあって、各国を代表する作家さんの作品が並んでました。
ウズベキスタンのアトラス(絣染めの織物)とスザニ(刺繍布)を合わせたバッグ、すんごい欲しかったー💕 カザフスタンの陶器もめちゃめちゃ素敵💕
ところでこのイベント、一週間の毎日どこかの国がテーマとなり、この日は「ウズベクスタン🇺🇿の日」でした!
女郎蜘蛛はウズベキスタンに2度行ったことがあって、食も文化も大好きなので、この日を選んで来たんです。本当は連日来たかったけどね…
広場では、ウズベキスタンから送り込まれた歌手によるショーがスタート
しばらくしたら、もちろん踊り子によるダンスも始まった!
特に好きなホラズム地方の曲がかかったら、中央アジアが好きー💕また住みた〜い❗️ウズベキスタンにもまた行きた〜い‼️ってコーフンしてきた
動画でどうぞ!
しかしお姉さん、踊りは上手だけど、石畳の上とはいえスニーカーは興醒めなのでやめて欲しかったなぁ。。。😅
ダンスの後には、食事の提供があるとのことで、行ってみたらアンディジャン風のプロフでした
うまま…うんまぁ〜い
トルクメニスタンの人が作るプロフはよく食べるんですが、やっぱりプロフはウズベキスタンの方が完成度高いわ!!
食事の後は、ユルタの一つの中で、ウズベキスタンについての解説が行われ…
イスタンブル市から委託を受けた、トルコの旅行会社のツアコンの解説なんですが…
「歴史好き」というツアコン氏が、文化も歴史も知識が豊富で、いろんな角度から解説してくれるすごいちゃんとしたプレゼンだったので、すっかり聞き入ってしまいました〜。👂
ここにて本日のプログラムは終了。
いや〜、楽しかった大満喫しました
そして3日後の大本命、「トルクメニスタンの日🇹🇲」は、次のブログ記事にて!