おはようございます(*^▽^*)

令和の時代
「やぶ入り」という言葉は死語かも
しれませんね

でも、あえて後世に伝えて行きたいと
思います。



1月16日は

「藪入りやぶいり)です



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「やぶ」は、実家に帰る事を元は「宿入り」と言い、

それが訛ったと言う説。


藪の深い田舎に帰るからと言う説。

など 、いろいろあります。


昔は商店などに住み込みで奉公している人や

お嫁入りした女性達は、休みなく毎日働いていました。


そんな奉公人やお嫁さんが一年に2回

旧暦の 1月16日と 7月16日にお休みをもらい

親元に帰ったり遊びに出かけたりできる日でした。



第二次世界大戦後は「労働基準法」が変わり、

毎週・日曜日を休日とするようになり

「やぶ入り」と言う言葉も消え始めました。 


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「藪入り」は、地域によって


「親見参」「六入り」などと

呼ぶ所もあるそうです。




昔の人たちは


「やぶ入りの日に働いて

怪我をしたりすると

大事になる」


との言い伝えから


働かない方が利口だと

言われていました。





藪入りの日は

「地獄の仕事」もお休み。


地獄で閻魔大王が罪人を責める事がないので

罪人(死者)たちは苦痛を免れた日。


全国の閻魔堂や十王堂では縁日が行われ

「地獄の釜が開く日」とも言われています。


この藪入りの日は

海に引き摺り込まれると恐れられており

「海に出てはいけない」と言い伝えられて

いる地域もあります。


海釣りなどは殺生に値するとの考えから

お正月やお盆は避けた方が良いとも

言い伝えられてきました。




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1月16日は

「閻魔賽日(えんまさいじつ)

また

「えんま詣り」

とも言われています。




1月16日は地獄の釜の蓋が開いて

罪人を責めていた鬼も休む日から

人も仕事を休む日と考えられました。






東京・深川

『賢臺山法乗院』

(けんたいざんほうじょういん)

深川ゑんま堂








【 ご利益 】一般的には

延命長寿・厄災避け  その他

方位除け・ガン封じ・病気平癒・商売繁盛

学業増進・うそ封じ・浮気封じ・怨敵退散

…など




この日は祖霊が戻ってくるとも言われ
真言宗の寺院、閻魔堂にお参りする
人たちで賑わいます



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東京・千住

『勝専寺(しょうせんじ)


1月15日・16日の2日間、赤門が開きます




【 ご利益 】

喘息・扁桃腺炎などの病気回復祈願





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東京・文京区春日

『源覚寺(げんかくじ)


本尊は阿弥陀如来







閻魔像は『こんにゃく閻魔』

と呼ばれる坐像


【 ご利益 】眼病治癒


閻魔像の右目部分が割れて黄色くなって

いるのが特徴。

目の病気が治るといわれています。





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野草「キランソウ」


別名「地獄の釜の蓋」

「弘法草(こうぼうそう)とも呼ばれる花



薬草として風邪や高血圧に効果があると
されていました。



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【 夢のメッセージ 】


「地獄」の夢

現在、行き場のない苦境に立たされている

可能性があります。

親身になってくれる友人や先輩に相談する

と気が楽になりそう。

また、精神的に成長できる暗示があります。




「えんま様」の夢

周囲の人から厳しい意見が出ることを

恐れているのかもしれません。




「鬼」の夢

あなたの心の中で、見たくないものや

恐れているものを暗示します。


また、女性が鬼の夢を見た場合は、

男性からのアプローチがあるかもしれません。




「天国」の夢

とても幸福な状態にあるか、前触れの予感。