以下はアメリカ合衆国の最新情報で、日本で同時期に行われる調整かどうかは不明です。
March 29, 2014
TO ALL CONGREGATIONS
Re: Adjustment to financing Kingdom Hall and Assembly Hall construction worldwide
Dear Brothers:
日本語
2014年 3月 29日
すべての会衆へ
世界的な王国会館と大会ホール建設のための資金の調整について
親愛なる兄弟たち
手紙の要点:
今後、会衆と大会ホールのローン(貸付返済の仕組み)や「世界的な王国会館建設」寄付箱が廃止される。
会衆に対して読み上げられる1ページ目はシンプルで上記の調整を知らせるものとなっています。
ローン返済がなくなるとの知らせに喜ぶのもつかの間。長老たちには大切な「追記」部分がありました。
この手紙には長老たちだけが読める「追記」が3ページにわたり記されており、合計4ページになっています。
追記の部分には以下の言葉が記されています。
[以下に記す追記部分]は会衆には読み上げないでください。そしてこの手紙を掲示板に張り出すこともしないでください。手紙が読まれた後、決議を会衆に対して提出する、あるいは以下に説明されている調査を行ってください。
追記の要点:
すべての会衆は世界的な建設をサポートするために協会に毎月送金する定額の寄付の取り決めを 2014年の5月31日までに設立するべき。
・協会への定額送金額をどのように決めるか?
これは会衆がローンを組んでいるかどうかで異なります。
現在貸付の返済を行っている会衆の長老たちは現在の月々の貸付返済額と同じ額かそれ以上を決議として提出する。
貸付のない会衆の長老たちはすべての伝道者の内密の調査(匿名という意味?)を行なう。
これは無記名で記入できる用紙を配り、伝道者が地元の会衆の支出に対して毎月どのくらい寄付を提供できるかを記し寄付箱で用紙を回収する。
長老たちは決議された金額が現実的なものかどうかを毎年5月に確認し金額の増減を考慮する。必要であれば会衆の伝道者たちの財政状況を新たに調査することができる。
以上です。
感想
以前の記事でも書きましたが
http://ameblo.jp/jwstudy/entry-11627171484.html
日本ではこの基金は1986年に王国宣教の中で発表されました。
恐らく1980年代後半から1990年にかけて沢山の会衆がこのローンを利用したと思います。
そして2014年、返済を終える会衆が続々出てきていると思います。
長老たちへの追記の指示によると、現在ローンを組んでいる会衆は毎月の協会への定額寄付をローン返済額と同額かそれ以上にするように指示しています。
つまり ローン返済が終わっても そのまま同じ額を協会へ送金し続けることになります。
この変更で不明な点は「ローン」という名目がなくなった後に、新たな王国会館を必要としている会衆への資金提供の手順はどうなるのかという点です。毎月の寄付額が少ない会衆には資金援助はしないという形になるのでしょうか。また何か情報がわかったら記事にしたいと思います。