長女が
あるものをメルカリ で売るんだ
と言った。
そして、それを見せながら
「ね? これ、イマイチ輝かないのよね。」と言うので、見てみたら、
ホントに輝きがイマイチで
お値段、ブランド相応の価値はないかもな…と私も思ったくらいだった。
「いいんじゃない、売りなよ!」
と私も賛成し、売ったお金で別の物を買うけど どう思う?と相談されたものが
ノーブランドだけれど、GIAが付いている物だったので、さらに賛成し、
すっかりその気になった時…
長女がまた 売ろうとしているものを首に付け、「ね?やっぱり輝きがイマイチだよね?」と見せに来て…
それを見て
私は驚愕してしまった。
なぜなら
首に付けたその子は
素晴らしいキラッキラの輝きを放っていたからだ。
✨✨✨✨✨✨✨
「ちょちょちょい待って!! その子が今、キラッキラに輝いてるんだけど!」
と言うと、長女も確認し、
ホントだわ!!凄い!!
と驚くと共に
こう言った。
「この子 いつもそうなの。(都内の)家でも、売ろうとすると、いきなり凄い輝きを放つのよ。やっぱりママもそう思った!?」
と言うではないか。
水も、かける言葉によって結晶の形を変えることが知られているが、
物質にも言葉が通じると言うのは
確かな現象のようだ。
夫君に買ってもらったその子は
どうしても長女のそばに居たいらしい。
私は言った。
「もう、あまりにも健気なその子を手放すのやめたら? そして、こう言いなさいよ。私のために、いつも最高に輝いていてね。そうしたらアナタを売ろうなんて もう言わないから。」と。
そうして、再びその子に目をやると
さらに素晴らしい満点の輝きを放っているではないか。
長女によれば、家でも何度もその現象が起きていたのだけど、まさか、気のせいじゃないか、と思って来たそうだ。
しかしこの度は私もしっかり確認してしまった。
車🚗なども良く聞く話だが、
名前やニックネームを付けて 可愛がり手入れし、大切にしてやると
持ち主を守ってくれるという。
生命のない、たかが物質じゃないか!?
と思ってはいけないのではないか?
と思えて来た。
縁があって自分のところにやって来た物達は、気持ちを向けてもらえる時を待っているのだと思う。
昔の人は
物を粗末にしてはいけない
と教えたものだ。
だからこそなのかも知れないが、
私は不要なものは
捨てる という選択肢は外すようにしている。
売る、あげる、などして
別の場所で大切にしてもらえるチャンスをあげたい
と思っている。
捨てる というのが一番手っ取り早い。
でも、モノに宿る何か を知ってしまうと、それは出来ないな、これからは、ますます…
と思いを新たにしたのであった。