迷惑だ!!
と ストレートに言うような友ではない。
でも、そういう意味のことを
穏やかな言葉で
しかし、きっぱりと
彼は私に返してきた。
彼は年上女房を こよなく愛していた。
彼が一時的に職を失い
薄給のアルバイトで しのいでいた時に
周りは、今 一緒になるのは無理があるんじゃないか? また職にありつけたら、で良いんじゃないか?
と心配する中
彼の中では、どうしても待てない状態になり
彼女の方も そのモードになり…
周囲をハラハラさせながら
二人は一緒になった。
彼女もタフな方ではなく
しかも、すぐに妊娠したのもあり、
細々と、ガスメーターの検針の仕事をしていた。
しかし、いかんせん生活は苦しい。
友人夫婦が節約のために とった方法は
考えられないような方法だった。
冬は寒さをしのぐために
ダウンを着て寝た、一切の暖房は使わずに過ごした、と とある筋から聞いて驚いた。
お腹が大きいのに、である。
食費をかけないために
タダで貰えるもの、格安で買えるものだけを
工夫して食べていた。
パン🍞の耳、鶏の足🐓(手羽先などではなく、地面に着く、爪のある部分) などである。
それを見かねた親たちが
彼らを招いては食べさせたり、
スーパーに同行しては、食材を買ってあげたりして助けていた。
やがてお腹の子が無事に産まれてきた。
まだ、友人は、職にありつけていなかった。
もちろん、赤ちゃんをミルク👶で育てるゆとりはない。完全母乳でやっと何とかなる。
しかし、あまりのひもじさ ゆえに、母乳も充分には出ない。
その時、2人は考えた。
安くてカロリーの高い物はなんだ? それは甘い飲料ではないか?
かくして、2人が選んだのはコーラだった。
続く。
