残念ながら 口臭がキツい国民として認識されています。
これは、
オーラルケアに関する意識の低さから来ている
と言われています。
が、
それが本当にキツい口臭の原因なのでしょうか?
私が子どもの頃🧒、
今のような熱心なオーラルケアは
ほとんどの人が行っておらず、
オーラルケア商品も、付加価値の付いた歯磨き粉や歯ブラシ、音波グッズ、歯間ブラシ、フロス
などはありませんでしたから、
あちこちの歯が🦷抜けたままの中高年や、
いわゆる「味噌っ歯」 状態の子どもが わんさか居たものでした。
それでも、
誰かから強い口臭を感じることは
滅多にありませんでした。
では、
この日本人のキツい口臭、
一体何処から来ているのでしょうか。
私は、おそらく
汚れた腸内環境から来ている
と睨んでいます。
というのは、
私の周りの長寿者からは
キツい口臭を感じたことがなく、もれなく糠漬けのような善玉菌の香りがするからです。
もちろんのことですが、
確かに口腔ケアの不足、喫煙習慣🚬などによる口臭もありますし、
特定の病気による独特の口臭というのもあるようですが、
やはり、悪化した腸内環境 というのがキツい口臭の主な原因ではないかと私は考えています。
日本人の腸内環境が悪化するのは至極当然の話です。
先日書いたように、食品添加物や農薬、水道水その他の成分が
腸内環境を悪化させると言われていますが、
その点、いまの日本は、不名誉な世界一だからです。
しかも、
問題は、それ自体だけではなく、それを気にしない、何とも思わない人ばかりである!
という事です。
むしろそちらの方が大問題なのです。
価値観を置くところが、
安全性より安さ、手軽さ、便利さ、ラクさ、口当たりの良さ
だと言うこと、
さらに、食品会社は身体に悪い物など作って売るはずがない、
と言うお人好し的発想です。
残念ながら、
儲かりさえすれば
買う人の健康や命なんて知ったこっちゃない、
と言う食品会社が多数存在します。
消費者は消費者で、
見えないものを見ようとする気がありません。
危機管理の精神がないのです。
結果、大腸に問題を抱えている人は増加の一途を辿っており、
ポリープや癌、重症で頑固な便秘などに悩まされています。
もはや便秘などは女性のノーマルになりつつあり、快便が普通である、と言う認識さえ失われています。
では、百寿者の腸内環境はどうなのでしょうか。
言い換えると、なぜ百寿者になり得たのか。
これからの日本人はどうなのか。
引き続き考えて行きます。