皆さんこんにちは!
室中です
ついこの間、やっと咲いた!!と喜んでいたはずの桜も、早いものでもう、ほとんどが散ってしまいました寂しいです……
さて、今回は、センターの庭で面白いものを発見したので、それについてお話しさせていただきます!
ある日の朝、餌皿を回収しに庭を通ると……
「石のタイルの上に何かある!!」
近づいてみると……
「糞だ!!」
※この下に糞の画像があります。
大きさは、約5cmとタヌキの糞に比べて小さく、形は細長いもので、水分を多く含んでいるようでした
この、細長くて水分が多いというのは、イタチの糞の特徴です
また、今回、石のタイルの上に糞をしたように、イタチは土の上ではなくて安定した石の上などで排泄するという特性があります!
日本の本州に生息しているイタチは、主にニホンイタチとチョウセンイタチの2種類です。
ニホンイタチは、チョウセンイタチよりも体が小さく、尾が胴体よりも短いのが特徴です。
近年、外来種であるチョウセンイタチの数が増えている影響で体の小さいニホンイタチの数が減少してしまい、2016年に国際自然保護連合(IUCN)から準絶滅危惧種(NT)に指定されました。
また、東京都では準絶滅危惧種に指定されている固有種の1つでもあります!
しかし、一昨年の12月頃、そんな貴重なニホンイタチの姿が、センターの庭に設置してある監視カメラに!!✨✨
↑一昨年、センターの屋外監視カメラに映ったニホンイタチ
センターのタヌキ達が残した果物を外に置いてこの付近にいる哺乳類の調査を行なっていたところ、中を覗き込むニホンイタチをカメラが捉えました!
今回は、糞しか見ることができませんでしたが、近いうちにまた防犯カメラでニホンイタチの姿を見ることができればなあ〜と思っております!!
↑忠生公園にて撮影した幼獣のニホンイタチ
最後までお読みいただき、ありがとうございます
※JWCは皆様のご寄付・ご支援により活動を行なっております。
一羽でも、一頭でも多くの命を救えるよう、ご協力のほど宜しくお願い致します。
↓ご寄付はこちらから