皆さんこんにちは。
管理人の佐草です。
今日は残念なお知らせです。突然ですが、先日よりリハビリの経過などご報告させて頂いていたツバメのすわさんが、昨日の未明天国へ旅立ちました。
リハビリは順調で、ブログでお伝えすることはできていませんでしたが、実は飛ぶ姿も確認でき、数日で旋回飛行するまでになってきたので、様子を見てもっと広い外のガレージケージに移動することにしました。しかし移動した2日後、朝見に行くとすわさんが地面にぺたりと座り込んでいて、飛ばそうとしてもケージ内を一周できずに落ちてしまいました。ぱっと見では外傷は確認できず、ケージ内に血痕なども見られなかったので、寒さのせいかと思い、一度室内へ戻すことにしました。一日様子を見ましたが、食欲もあまりなく、飛ぼうとするそぶりも見せませんでした。次の日、見に行くとまた地面に蹲っていたのですが、風切羽がバラバラに抜けていました。まさか、と思いすわさんの身体を確認すると、羽の付け根裏に爪で引っ掻いたような傷跡を見つけました。恐らく野良猫によるものだと思います。傷跡にゲンタシンを塗って、保温して、補助食を少しでも与えて、としていましたが、その次の朝には亡くなっていました。
「梅雨が明けたらリリースできるかもね」なんて話していた矢先のことでした。勿論、ネコやチョウゲンボウ対策はしていましたが、充分では無かったということです。本当に、悔しいです。今回のことを受け、今ガレージのケージを二重網構造に作り替えています。
片手で収まってしまうほどの命でも、揺らいでしまうほどに重いと、いつも感じます。それでも、その重さを責任もって抱えていかなければなりません。それが命を扱うことだと思っています。
私たちの手落ちは、直接動物たちの死に繋がります。『常に最悪の事態を予測し、最善を尽くす』これが第一です。それを再確認しました。今度は同じ轍を踏まぬよう、抜け目のない施設を目指していこうと思います。
閲覧頂き、ありがとうございました。
すわさん、痛かったのに頑張ったね。お疲れ様。いつもごはんごはんって寄ってきてくれたり、肩に止まってきてくれたりしてたの、嬉しかったよ。ありがとう。