~アフリカ猛禽類を救え!キャンペーン~報告その6~ | JWC NEWS

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JWC(NPO法人ジャパンワイルドライフセンター)は、
野生動物の保護を目的として
1990年に設立した野生動物保護団体です。

2回の白内障手術を受けたロージーは、現在ケニアのナイバシャの保護施設で暮らしています。先日ケニアスタッフがこの施設を訪問し、お話をうかがってきました。

一回目の手術では思うように回復せず、10月中旬に2回目の手術が行われました。手術直後は何とか見えていたようですが、左目は完全に見えない状態になってしまいました。しかし毎日目薬を投与し治療を続けた結果、一週間後には右目の視力がかすかに回復しました。しかし明るさの加減が分かる程度の視力です。食欲はあり、エサを与えると手で掴んで、すぐに平らげてしまうそうです。

以前からロージーにはガールという仲良しのメスのクラウンイーグルがいます。しかし術後も治療を続けているため、いまだにロージーとガールは一緒になっていません。しかし回復の状態を見つつ、医師の判断で近々同じ部屋で過ごせるようになるかもしれないといことでした。