割礼の儀式 | JWC NEWS

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JWC(NPO法人ジャパンワイルドライフセンター)は、
野生動物の保護を目的として
1990年に設立した野生動物保護団体です。

今日、部落の男の子達が割礼を受けるということで、マサイの割礼の儀式を見学させてもらいましたかお


儀式の流れを紹介します晴れ

・割礼を受ける男の子達は、前日の晩(夜中の12時~1時)に牛と共に外出し、牛の見張りをします馬この男の子達は翌日の昼まで家に帰りません。

・翌日朝7時頃、割礼を受ける1人の男の子につき6人(2人の女性・2人の女の子・2人の男性)が、枝を切りに出かけますクローバーこの枝を男の子 のベッドのマットレス代わりの使う為です。このベッドは枝を敷き詰めたあと、牛の皮を上に置いて完成です。

・そして夜中じゅう牛の世話をしていた割礼を受ける男の子達は、午後の1時ごろに若い牛達と共に部落に戻ってきます。(その際彼らは服をまとわず、全裸でやってきます⇒マサイの文化との事です。)

・その後家に入り、牛の皮をまとって牛のミルクを飲みます。そして外に出てくると、お母さんがその男の子の髪の毛を剃り始めます。

・その後、牛の皮でサンダルを作ります。型取りのために牛の皮の上に足を置いている男の子の足に、2人の大人の男性がお酒とミルクを口から吹きかけながら、型取りをしてゆきます。

・その後、まだ割礼を受けていない男の子が割礼を受ける男の子に水をかけます。

・そして、割礼を受ける男の子は近くの川に行き、水浴びをします。

・それから病院に行き、処置を受けます。(割礼)

・家に帰る途中で男の子はエスコートする男性と共に牛の群れと合流し、牛の群れと一緒に家に戻ります家

・その後大人達が1頭の牛を捕まえて血を採取します。この血とミルクを混ぜたものを男の子に飲ませる為です。

・そして集まった人達はお酒やソーダを飲み、牛の肉を食べたりして祝いますビール

 
12月はマサイの人達にとって割礼の時期で、毎日のように割礼が行われているようですニコニコ