大好きなお二方とのライブが偶然続きました。
ボーカル青木カレンちゃん@大塚グレコ。
カレンちゃんとはお付き合いも長くなってきましたが、初めて体感するカレンちゃんのサウンド世界。
カレンちゃんとピアノWataru Satoさんと共作した作品を中心に作られたライブでしたが、何年前になりますか(コロナ前です)、カレンちゃんがバイオリンにもエフェクトをかけてやってみたいということで、二回程、曲によっていろいろなエフェクトをかけて試みたことがあります。
あぁ、きっとあの時からこの日が繋がってたんだなと。
カレンちゃんの頭の中では構想があって、それが続いてたんだと気づきました。
そんなカレンちゃんの表現構想がWataruさんによって開かれたんだなと。
長い期間を経てそこに行き着くって、まぁ簡単なことではなくて(どんなことでもそうですよね)、カレンちゃんのすごいなと思うところの一つを改めて実感したわけです。
Wataruさんによって開かれた扉と、チェロの竹下花音ちゃんの新しい風も大きく吹き、カレンちゃんの新たな音楽世界の誕生に立ち会えたことに感謝の一夜でした。
Wataruさん、そしてチェロ花音ちゃんの仲良しのバイオリン三輪紫乃ちゃんが遊びに来てくれました。
まさかの繋がりで、普段なかなか交わることの少ないジェネレーションの皆さんと出会えて嬉しかった。
紫乃ちゃんは大学在学時の副科レッスンをしていたのですが、しっかりこの世界で生きていて、嬉しい思いでいっぱいです。
二日目は何年振りでしょう、かなり久々の共演、ボーカルたなかりかさん@吉祥寺ストリングス。
おそらく6年振りとかかなと思いますが、よく思い出してみたら共演はまだ数える程!
その間に呑みに行ったりしてるので、そう感じないのも当たり前ではありますが、笑、それでも共演は緊張するもの。
リハーサルでりかさんの歌や息遣いを隣で感じながら、あぁ、そうだ、この人の歌ってなんでこんなに引き込まれるんだろうと思い出しながら。
当然、リハーサルと本番は違うわけですが、りかさんは心からライブの人。
歌が生きてる、息を感じる。
私はただそこに一緒に生きたい、と思い音を出すだけ。
引き込まれ、引き上げられて、何年か分の思いの丈を対話して、気づいたらあっという間にライブが終わってしまいました。
お互い長くやっている志宏ちゃんのピアノあってこその再会ライブ。
またこの歌を感じたいです。
今日は何ができるだろう。
自分が今日できることは?
そう考えていても、できる時とできない時とあるわけです。
できなくたっていいとは簡単に言えませんが、いろいろな時を経て、自分が一緒に生きていたいと思う人と共にいれること、心の琴線に触れる二日間でした。