人との相性があるように、場所との相性も当然あるもの。
ここ数年本当にお世話になっていて、何より私が大好きな場所(店主！)で、今の私の音楽人生に影響と彩りを与えて下さっている音楽家の方々と出会わせて頂きました。
お店は店主の心意気。
私の心のホームとなっている成城学園カフェブールマンでの二つのライブ後記です。
ベース坂井紅介さんとの二度目のデュオライブ。
初回はなんと言ってもど緊張で、それでもプラスに働いたライブでした。
今回は間に、ピアノ田中信正さんとのトリオを挟んでのデュオ。
距離感はぐっと縮まった上での選曲でしたが、最初から最後まで紅さんに引き込まれました。
なんだろう、紅さんの音は、、、魔法なのかと思うのですが、ご一緒していると時間とか時空を超えてしまいます。
音は出した瞬間に消えていくし、時間は戻すことはできない。
だからこれが真実なんだろうなと、紅さんと音楽しているといつもそう思います。
昨年秋ぶりのピアノ高田ひろ子さんとの三度目のデュオ。
この日は15時からのライブだったので、ブールマンを通して感じられる時間の流れの中、高田さんと音楽させて頂きました。
大好きな高田さんの音と音世界。
過剰な音は何もないのです。
ただただ音楽のいろいろなシーンが見える。
自然体であれ、と言うけれど、それって実はとても難しい。
高田さんと音楽を共にすることで、高田さんと私に見える風景をただただ音楽に乗せることに着目できます。
貴重な体験、ブールマンがあって感じることができることに感謝です。
