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第45回 網走のカニ(その1)

 6月12日(木)から14日(土)まで北見、網走方面を回ってきました。

 最近、私が出張になると天気が崩れるので、社内では完全に「雨男」のレッテルを貼られています。


 そして、今回もまた雨…。


 雨の旭川紋別自動車道をひた走り、さすがに疲れたので「道の駅しらたき」で一休み。

 雨のせいか、お客は私の他に年配の夫婦だけです。


 ちょうどお腹が空いたので、ランチタイムにしました。

 おススメは旧・白滝村(現・遠軽町白滝)名物の「アンジそば」。

 アンジはアイヌ語で黒曜石のこと。ゴマ入りの十割そばを白滝産の山ワサビをつけて食べます。

 ゴマとそばの風味がマッチした、とても素朴な味でした。




 外に出ると雨は小降りになっていました。


 北見では長谷川建材さんの展示会を取材し、夜はいつものドーミーイン泊まり。


 翌13日は北見、津別、美幌の工務店さんを中心に回って、夜は久しぶりに網走に泊まりました。


 ずっと雨模様でしたが、美幌町に入ると見る見る雲が切れて青空になりました。やっと晴れ男の面目躍如です。


 網走といえば何はさておき、カニですね。

 このブログでも何回か紹介した「いしざわ」でビールとカニを注文しました。



 アブラガニですが、見た目はタラバに似ています。これで1900円。大満足です。

 外に出るとまた雨が…。


 14日は網走市内で開かれたキッチンメーカーのコラボフェアを取材して、ランチは再び、いしざわでご当地グルメ「網走チャンポン」を食べました。


 網走湖で獲れた新鮮なシジミが塩味を引きたてます。



 そして、とても残念な知らせが…。

 昨夜も気になっていたのですが、いしざわに行くと必ず奥の椅子に座っていたマスターがいなかったのです。

チャンポンを食べ終わって、母さんに恐る恐る聞いてみました。「マスターは元気なの?」。


すると、「実は先月、亡くなったんですよ」。「……」。


お店に行くと必ず名刺帳を取り出してお客の名前を確認していたマスター。75歳の天寿を全うされたそうです。

 心からご冥福をお祈りいたします。


 「近々また来るからね」と母さんと息子さんたちを励まして店を出ました。


 午前中の雨も止んで、帰りは順調に走れそうです。


 途中、美幌で高橋工務店さんの完成現場見学会を見せていただき、一路、札幌に向けてハンドルを握りました。


 天気は相変わらず、ぐずついていました。

第44回 季節外れの積雪通行止め

5月17日(日)、札幌に戻るため、前日からの強風と雨が続く中標津町を出発し、弟子屈町に向かって走っていました。


峠は雪との情報が入っていたので、美幌峠は危ないかも、と思っていたのですが、道路の両側の畑がだんだん白くなってきました。


そして、虹別の市街地を抜けたところで電光掲示板に光り輝く文字・・・ 

「美幌峠、積雪のため通行止め」「阿寒横断道路、積雪のため通行止め」。


 中標津から札幌までのルートは①美幌峠から北見、旭川経由②弟子屈町から阿寒横断道路を通って足寄、帯広経由③釧路、帯広経由―の3種類です。


湖を眺めながらのんびり帰ろうと思っていたのですが、あわてて前日も滞在した釧路に向けてハンドルを切りました。

 今回の出張の目的は、釧路市内のビルダー訪問と中標津町のハタ建材さんの展示会の取材です。


 15日(木)早朝に札幌を出て道東道を走り、最初のアポイントの11時半に釧路に着きました。

 

次のアポイントは13時なので、途中でランチタイム。

 

蕎麦が食べたくなり、芦野東家の「いもソバ」にしました。 


長芋のサッパリ感が東家特有の緑色の蕎麦の味を引き立ててくれました。


 夜は、昨年11月に行った末広町の飲み屋街にある「浜っこ」です。

 

やはり、前回も食べた仙鳳趾(センポウシ)の牡蠣を注文しました。


10個で1500円です。季節外れだったので秋より小ぶりでしたが、昆布森の牡蠣は厚岸に負けず劣らず美味しいですね。



 翌朝、釧路から中標津町に向かいました。

 距離は約100キロなので大体1時間半です。中標津はホントに久しぶり。

 最初の訪問を終えて外に出ると雨がポツポツ降り始めていました。

 ランチはレストラン・パブ・ラ・キンコにしました。


 スパゲッティが有名な店ですが、壁に貼ってあった「和風エスカロップ」の写真が気になって注文しました。

 根室名物のエスカロップを茄子や山菜で彩ったオリジナル料理です。


 くどくなく、後味もサッパリしていました。年齢とともに脂っこいものは食べられなくなりますね。


 話を最初に戻します。

 17日、積雪通行止めのため、美幌峠からの屈斜路湖も、オンネトー湖も見られなかった私は、釧路から帯広に向かって走っていました。


白糠町の市街地を抜け、音別市街地に入ろうとしたとき、海側に1軒のラーメン屋さんが目に入りました。

周囲には少し離れたところに土産物屋さんがあるだけ。味閣と書いてあります。


ちょうどお腹が空いていたので入ってみました。

年配のおじさんとおばさんの2人だけで経営しているようです。


お客は子供連れの家族5人と2人の親子。メニューは普通のラーメン屋さんとほぼ同じ。

値段はチャーハンセット(チャーハン、ラーメン、サラダ)が650円なので安いですね。


味は、そうですねぇ、何というか・・・。でも、海を見ながら食べたので満足です。


ゴールデンウィーク明けとはいえ、北海道はまだ雪が降ることをあらためて知らされた出張でした。


















第43回 苫小牧なら「三浦や」

5月5日(月)、ゴールデンウィーク(GW)商戦の取材で苫小牧市の「王子ガーデン北光町」に行ってきました。

今年のGW商戦は、札幌市内ではイベント予算を大幅に増やした北海道マイホームセンターが前年の来場数を上回ったものの、そのほかのイベント会場は、消費税アップの影響もあって今一つ伸び悩んだようです。

 苫小牧市内は1991年にトヨタ自動車が進出し、今では3300人を雇用するまでに規模を拡大。王子製紙とともに苫小牧を代表する企業になりました。

 「苫小牧ではネクタイを締めた営業マンより、会社のユニフォームを着た技術者の方が一段上に見られる」と言われているそうです。

 さて、苫小牧のランチといえば、マルトマ食堂が有名ですが、この日は休みでした。


次に、向かいの海の駅「ぷらっとみなと市場」の中にある「とりあえず逢海」を覗いてみましたが、やはり混んでいたのでやめて、近くの水産ビル1階の「弐七」に電話してみました。


50組くらい待っているのでネタ切れになるかも」というので、ここもやめました。


そして向かったのが、元中野町の「三浦や」です。駐車場に空きがあり、何とか座ることができました。



この店は、その日のおススメの魚がテーブルに並んでいて、定食にしてもらえるのが特徴です。

ホッケやサバなどの焼き魚も並んでいましたが、「本日のおススメ定食」(950円)にしました。

その日は刺身定食です。活きの良い刺身が盛りだくさん。


どれも新鮮で、エンガワが入ってこの値段です。大満足!


 マルトマ、逢海、弐七、三浦や。弐七だけは行ったことがありませんが、どれも魚系では有名な店です。

 三浦やは観光客にあまり知られていないので穴場かもしれません。