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第6回 塩ぶた丼と煮ダコ

 シャーベット状の雪道を走りながらつぶやいた。「だって、だって…、2ヵ月前、いや1ヵ月前はあんなに暑かったじゃないかあぁ~!」

 こんにちは。営業の郡司です。10月26日、苫小牧経由で日高管内を回ってきました。もちろん、夏タイヤで…。

 ええ、確かにNHKのお天気姉さんは言っていましたよ。「平地でも積もるかもしれません」って。でも、まさか初雪が7センチもの積雪になるとは思いませんよね。

 新ひだか町静内で最後の訪問先を出たのは午後6時近くでした。天気は曇り。日高道の富川インターまで国道235号線をスイスイ走り、「8時までには帰れるな」と思っていたら、鵡川のあたりから突然、土砂降りに。

苫小牧に入った頃から雨粒が大きくなり、千歳に向かう途中でとうとう、みぞれになりました。

道央道は「冬タイヤ装着」の表示。しかたなく国道36号線をのんびり走って、札幌に着いたのは9時少し前でした。

途中、輪厚の上り坂で車4、5台が立ち往生。ドライバーがチェーンを巻いていました。

36号線が大渋滞だったので、羊ヶ丘通りに迂回しようとセイコーマートの交差点を左折したところ、今度は大型トラック3台が立ち往生。

わが愛車はと言うと、頼もしいかな、夏タイヤでも四駆の威力を十分に発揮してくれました。


 さて、仕事の話に移りましょう。日高管内の業界事情はほとんど把握していなかったので、まず、取引先の磯田建設さん(日高町)の磯田室長を訪ねました。

この地域には資材の共同購入や技術研修などを目的とした工務店のグループはなく、各社は昔からの人脈を頼りに営業しているそうです。

ところが最近、家を建てる客層が若年化するにつれて、宅地の需要が高まっているとのこと。磯田建設さんは町内に12区画の注文住宅用地を開発。現在、127坪~182坪の10区画を355万円~510万円で分譲中だそうです。さすが日高地方。土地が広いですね。

磯田建設さんは当社が毎年まとめている注文住宅の建築確認ランキングで、日高管内の年間トップを目指しているそうです。がんばってください。

新ひだか町静内地区でも、土地の売主と提携した苫小牧市の中堅ビルダーが建築条件付で住宅を建てていると聞いて、見に行ってきました。

JR静内駅から徒歩圏の造成地に「幻の家」のブランド名の住宅が数棟、建築中でした。

地元の工務店に聞くと、静内では土地代が200万~300万円、建築費1300万~1500万円、合わせて2000万円以内というのが土地付注文住宅の相場とか。昨年は公務員や病院関係者など、比較的高収入の客層が中心だったのですが、今年は地元企業に勤める若年層からの受注も増えて、建築現場は結構、忙しいそうです。


静内の山下建設さんを訪ねているときに、ちょうどお昼になりました。山下社長オススメのランチのお店は和食中心の料理店「あま屋」(静内御幸町2丁目)。



住宅通信社のブログ-あま屋


ランチメニューに書かれた1番人気はオリジナルの「塩ぶた丼」(800円)。早速注文しました。


住宅通信社のブログ-塩ぶた丼


ぶた丼というと帯広が有名ですが、この店が使っているのはホエー豚のロース肉です。ご飯の上にモヤシと少々の山わさび。その上に柔らかなロース肉が乗っています。タレに漬けた焼肉を使う帯広のぶた丼と違って、しょっぱさがない、まろやかな味でした。


午後からは、静内を後にして一路、浦河町に向かいました。静内から浦河に向かう道は私の好きな風景の一つです。小高い丘を越えると、右手に太平洋の荒波が広がります。左手には牧場。その間を縫うように走る国道235号線。浦河町はその終点です。

私は浦河に行くと必ず寄る海産物店があります。名前は柵山水産(浦河町月寒)。お目当ては煮ダコです。



住宅通信社のブログ-柵山水産


日高のタコは有名ですが、このお店の煮ダコは獲れたてを煮ているだけに、甘さと食感は抜群です。もちろん、市価よりかなり格安。私が行くと、お母さんが必ず酒のつまみを一品サービスしてくれるのもうれしいですね。


煮ダコとビールが、雪道の運転で疲れた体を癒してくれたのは言うまでもありません。

第5回 滝川産合鴨とハルユタカ

 営業の郡司です。10月14日(木)、滝川市の北野木材販売に取材に行ってきました。同社は建築資材販売を柱に、通気断熱WB工法の道内代理店や愛犬家住宅ネットワーク加盟店など新たな事業にも力を入れている会社です。

今回の取材内容は、光触媒を利用して室内の化学物質などを吸着・分解する塗布剤「エアープロット」が国土交通大臣認定を受けたこと。道内販売代理店でもある同社の山田社長に話を聞きました(詳しくは北海道住宅通信10月25日号をお読み下さい)。

取材では、WB工法やエアープロットなど、居室の空気環境を追求する山田社長の真摯な姿勢が伝わってきました。

実は、山田社長とは今年1月、共通の取引先である倶知安町のM社を訪問した際に、一緒にニセコの温泉めぐりをしたことがあり、その誠実な人柄は、私を含め、彼を知る皆が認めるところです。

回復がままならない道内の住宅市場、特に地方都市では、山田社長のように新たな収益の柱になるような商材を見つける「アンテナ力」が業績を伸ばす鍵と言えそうです。


 午前中は工務店や販売店などを訪問して、この地域の業界情報を入手。そして午後からの取材の前に腹ごしらえをしようと、山田社長に電話で「どこか美味しい店はありませんか。ブログに書くので…」と聞いたところ、即、「ウチの会社のすぐ近くにあるよ」とのこと。

 「ではご一緒に」、ということで向かったのが「ラーメンレスト 十兵衛」(滝川市東町8丁目)。


住宅通信社のブログ-十兵衛


 ラーメンの看板を掲げていますが、ご飯物のメニューも豊富で、いわゆる「定食屋さん」といった雰囲気。

皆さんもそうだと思いますが、初めての店で注文するときは必ず、室内を見回して、壁や柱に貼られているオススメメニューを探しますよね。

もちろん、この店にもありました。その名も「滝川産あいがもラーメン」。さらに横の壁に目を向けると、「道産小麦 ハルユタカ使用」の張り紙。

決めました。合鴨とハルユタカ。つるっとした歯ごたえの麺と柔らかな合鴨が口の中で見事にマッチング! スープはコクのある塩味。


住宅通信社のブログ-あいがもラーメン

美味しいラーメン屋さん情報は必ず行って確認する私ですが、行列のできるラーメン屋さんとは違って、どこか郷愁を感じさせる味でした。


楽しい理科1:佐藤のホワイトストーン通信

 みなさんこんにちは。住宅通信社、佐藤です。


 改めて自分の記事を振り返ってみるとほとんど住宅関係に触れていない(笑)ので、今回から何回かに分けて住宅用省エネ設備を紹介していきたいと思います。


 第1回目は家庭用燃料電池コージェネレーションシステム「エネファーム」。




 中学理科に登場する水の電気分解(なつかしい!)は、水に電気を流すと水素と酸素が発生しました。大まかに言えば、燃料電池では、これの逆反応を利用します。つまり「水素と酸素を反応させると電気と水が発生する!」のが燃料電池の仕組みになります。


 こう書くと空気中で酸素と水素が出会うと電気を放って水になりそうですが、これ以上詳しく書くと楽しい高校化学の時間になってしまうので割愛します(笑)


 この反応で最もポイントになるのは二酸化炭素が発生しないこと。水素が次世代のエネルギーとされるのも、この点が注目されているためです。


 水素と酸素を反応させて水を生成しながら発電するこの方法は、19世紀中頃には実験的には成功していました。ただ、水素は可燃性がある物質です。金属に触れると金属結晶の結合部に侵入して、材料自体を脆くする性質もあります。単体が非常に小さいので、金属に包まれていても漏れる可能性も。これらが運搬・貯蔵時のネックになって現在まで、普及することはありませんでした。


 水素は工業的には炭化水素を原料に水蒸気改質という手法を使って生成しています。他にもいろいろあるのですが、楽しい(以下略 になってしまうので、ここも割愛させていただきます(笑)


 炭化水素とは炭素と水素の化合物。水蒸気改質ではニッケルなどの触媒を使って炭化水素と水を反応させ、最終的に二酸化炭素と水素にします。つまり、発電時には二酸化炭素を発生しないものの水素を生成する際に、現在の製法ではどうしても二酸化炭素を発生させてしまうことになります。この点も現状の課題と言えるでしょう。


 さて、ようやく本題のエネファームです。


 住宅通信社のブログ-エネファーム


 写真は北海道庁で開催された普及啓発展で展示されたエネファーム。エネファームは燃料電池ユニットと貯湯ユニットから構成されます。燃料電池ユニットでは都市ガス、天然ガス、灯油などの燃料を使って、装置内部の改質器と呼ばれる部分で燃料から水素を取り出し、空気中の酸素を取り込んで発電します。この反応で発生する熱を使って水を温め貯湯ユニットに貯めます。


 東京ガスのホームページによると、電気は家庭内で自由に使用でき、お湯は60度で200リットル貯めて置くことができるそうです。電力会社からの電気は家庭に送られる場合、電線を通る間にロスが発生しますが、エネファームでは電力ロスがほとんど発生しないのも強み。上に書いたように水素生成時には二酸化炭素が発生しますが、東京ガスのホームページによると従来の給湯器(+火力発電)に比べて約45%の二酸化炭素を削減できるそうです。


 灯油などに含まれる硫黄が燃焼するときに発生する硫黄酸化物の除去するのに白金などのレアメタルが必要(しかも劣化しやすい!)などの理由から、導入費用はまだ高いのが現状です。ただ、国が「民生用燃料電池導入支援」として補助金を交付するなど、普及に向けた動きも広がっています。また、コスト低下の技術開発が進んでいますので、近い将来、各家庭に燃料電池が設置されるのが当たり前の時代がくるかもしれませんね。



今日のゴハン Ver.1「ひじきの煮付け」


住宅通信社のブログ-jhijikinonituke


乾燥ひじきと大豆の水煮を炒めて醤油と砂糖を絡めて仕上げたもの。ポイントは味の素(笑)


それではまた(・∀・)ノシ