(株)ジャスト・プランニングも、何だかんだで15年目を突破した -4ページ目

(株)ジャスト・プランニングも、何だかんだで15年目を突破した

ついこの間始めたばかりだと思っていたこの会社も、干支で言うとひと回りを越えて、15年目に突入してしまった。その間には、コロナ禍や事務所の引っ越しも含めていろいろなこともあったかな。そんなことを思うと、まあ、よくここまで持っているかなというところだろうか。

 何でもかんでもAIに頼るという時代になってきたようだ。ついに完全犯罪もAIに依頼するようになるのか…というのが映画🎥『5秒で完全犯罪を生成する方法』(近藤亮太・監督/岡田道尚・原案&脚本)である。禁断の“完全犯罪サスペンス”という触れ込みのキャッチである。

 果たしてAIというものが世の中に普及して、どのくらいになっているのかということについて、詳細はよく知らない。ただ、今の時代は、急激に「分からなければ何でもAIに相談してみたら、AIに聞いてみて解決すれば…」ということになっているようだ。

 実際、PCの操作やスマホの扱いや、日常生活の中で「これは、どうやるんだろう?」などという、ちょっと困ったときにAIのアイコンをポチっとすると「どんなことに取り組みましょうか?」なんて聞いてくる。口頭で聞いても応えてくれるようだ。何かよくわからんが、とりあえずの解決法は提案してくれる。

 まぁ、不思議な時代になったなぁという気もするのだけれども、人によっては「こうして、いつもAIと会話している」というような人もいるくらいだ。それこそ、60代や70代でも、そうやって遊んでいるというか、相談している人がいるからねぇ。ワケわからん。

 閑話休題、映画は女子高生が担任の教師に言い寄られたことで、それを拒否するとさらに責められて抵抗したら思わず殺害してしまったというところから始まる。そのことを10歳上でAIに詳しいライターの兄に相談する。両親を亡くして兄との二人暮らしという設定で兄が親代わりでもある。兄はAIにどうしたら完全犯罪か迷宮入りにすることができるのかということを尋ね続ける。そこに、雨の土曜日に起きるという奇怪な連続殺人事件が絡んでくる。

 やがて、ネット上で傑作サスペンスを発表したという自称作家や少し翳のある人気女優にたどり着く。AIの指示に従って行動していきながら、それらが複雑に絡み合っていく。観ている途中は、「これからどうなっていくのかな」という興味もあって、サスペンスタッチで引っ張られてはいっていた。だけど、いろいろ考えると、どうしてこうなったのかということなどには、辻褄の合わないことや、わからないことも多くなってきて、ちょっと、ストーリーの展開よりも、そのことが気になってきてしまった。

 主人公の兄(重岡大毅)がどうして拳銃を手に入れたのかということもわからなかったし、女優(田中みな実)との関係性というか、妹(原菜乃華)も含めてどうしてそこまで親しくなれているのか、ということもイマイチ理解しきれなかった。

 そして何より、この映画のキモとも言うべき兄妹愛の背景が、もう一つ伝わってこなかったというのも正直なところではあった。

 結局、完全犯罪も成立せず迷宮入りにもならずじまいだったのだけれども、本当の犯人はと言うと…、果たしてこれでいいのかな…? という気もするし。何だか、もう一つスッキリしない鑑賞後感でもあった。まぁ、田中みな実も、そんなに好きではないボクとしては、無理して観んでもよかったかなぁとも思ってしまった。そんな中で、女性刑事役の伊藤歩がちょっとよかったかなぁ。