「~~して貰ってもいいですか」という言い方と「〇〇になります」という言い方 | 週刊テヅカジン

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手束仁が語る、週刊webエッセイ

 多分、今の日本には、オレよりも年下のヤツの方が多い。まぁ、別にそれはそれでいいのだけれども、今、一番気になっていることが、何となくオレが使っている日本語と異なってきているのではないかということだ。

 まぁ、そんなことは、もう20年以上も前から感じていたことではあるのだけれども…ね。ただ、それが最近は、より顕著に感じてしまうようになってきてしまったのも確かだ。それを、ジジイの戯言とか老害というのであれば、それはそれで甘んじて受け入れておいても、まあいいのかもしれんけれどもね。だけどちょっと違うんだわねぇ。

 ということは、受け入れとらんということになるのだけれどもね…苦笑。

 そんな中で気になるというか、耳障りというか、そういう言い方ってどうなんだよ…?  というのが、PCの不具合などの時に電話して相手の話を聞いている時に相手業者のヤツが「~~をクリックして貰ってよろしいでしょうか」という言い方である。少なくともオマエはオレよりは知識はあるだろうし知っとるとは思う。だから、オレはオマエより知らんからから聞いとるのだけれども、そのオレに何で尋ねるのかという疑問である。

 だから、ある時「いかんと言ったら、どうなるの❓」と聞いてみた。そうしたら「そうしますとですねぇ、作業がそこで止まってしまって進まなくなってしまいます」と言うんだわ。それだったら、オレに聞くなっていうことよ。素人のオレなんかにいちいち聞かんで、作業を進めてくれということである。少なくともオレよりは詳しいからその仕事の専門家なのだから、オレなんかに確認するな…、と思ってしまうんだけれどもね。むしろ、「~~してください」と言われた方が、オレとしてはスムーズだわ。

 何でそういう、トロい言い方をするのかと、腹を立てとったら、ある若いヤツが、「今の時代はご本人の承諾がないと次へ行けないんですよ」なんてことを言いよった。何という時代だ(# ゚Д゚)。

 こんなことしとったら、下手したら病院でも、腹が痛くてどうしようもない状況なのに「虫垂炎です。摘出除去手術させて戴いてよろしいでしょうか」ということになりかねんわ。当事者としては、そんなこと聞く前に、やってちょ…ということだわなぁ( ;∀;)。

 あと、気になるのはファミレスなんかでメニューが運ばれてきて「ご注文のハンバーグになります」という言い方。オレなんか、それを聞くと「いつハンバーグになるの? じゃあ、これは今は何なの❓」と言いたくなってしまうんだけれどもねえ。なんで「ハンバーグです」とならんのだろうか。「〇〇になります」って、どういう言い方なの❓ と思ってしまうわ。

 じゃあ、今目の前にあるそれは今は何なの??? と思ってしまうがね。カップラーメンに対して「お湯を入れて戴いたら、3分後にはラーメンになります」というのだったら、わかるんだけれどもねぇ(苦笑)。まあオレとしては「~~して貰ってよろしいでしょうか」とともに、不可解な日本語であるという気がしている。

 とはいえ、そういうことを言っとると、ややこしいオヤジとか老害だとか、言われてしまう時代だで、言わんようにはしとるけれどもね。だけど、ついつい突っ込んでしまいたくなるし、そうすると相手は困惑していくでねぇ。今度はナントカハラ…とか、言われかねんでねぇ。それはそれでさらにややこしい時代になっとるとしか思えん。とか言っとると「そういう考え方がいかん」とか言われかねない。とか言って、それに反論しとると…。

 きりがないので、もう、終わりにさせて戴いてよろしいでしょうか❓ 

 まぁ、どうでも「いいね👉」と言われたら、それまでだけれどもね。