楽しみにしていた英国ロイヤルバレエ団の『ジゼル』を観てきました。




『ジゼル』は、構成が実に巧みで第一幕の人間界と第二幕の妖精の世界の対比が鮮やかです。

ジゼルは、当初の配役の高田茜さんがケガのため、フランチェスカ・ヘイワードさんに交代。
『リーズの結婚』に続いて、フランチェスカさんのタイトルロールを2回観ることとなりました。

フランチェスカさんのジゼル、可憐で愛らしく素敵でした。
第二幕でウィリーに踊らされ続けたアルブレヒトが疲れ切って倒れてから息を吹き返したときの、ジゼルのフランチェスカさんの表情が安堵と嬉しさに満ちていました。フランチェスカさんの演技はとても魅力的。ストレートプレイの舞台俳優でもいけると思います。

アルブレヒトは、セザール・コラレスさん。特に第二幕のジゼルとのパ・ド・ドゥでは、ジゼルを音もなくふんわりと全く重さを感じさせないリフトで、素晴らしい安定感でした。

構成の話に戻りまして、
第一幕の農村の明るく華やかな踊りから、
アルブレヒトの不実を知ったジゼルが半狂乱の末息絶えて幕、
幕間を経て、
第二幕の幽玄な生と死のあわいの世界へ。

第二幕の白い妖精ウィリーたちの音もなくふわふわと漂う群舞は、大変見応えがありました。



『ジゼル』は、ちょっと悲しすぎて・・・

恋人アルブレヒトは村娘ジゼルに近づくために農夫のふりをしてたけど実は貴族で、身分の高い婚約者がいた。それを知ったジゼルは狂乱の末に自殺(死因については諸説あり

そして、ジゼルは死んでもなお、アルブレヒトを妖精ウィリたちの呪いから守り抜くのです。


愛と赦しの物語、なんだけど・・・


ジゼルは歌舞伎の『野崎村』のお光に似てますね。


お光も、久松との祝言を控えてウキウキとお祝いのなますを作ったりしてたのに、久松の子をみごもった裕福な婚約者のお染が突然現れて、悲しみのどん底に。結局お光は身を引いて出家しちゃいます(=現世での死)


捨てられた純真な若い女性(そして、彼女は身分が低い)の自己犠牲の物語。

古今東西の悲劇の型なんだろうなとは思うのだけど、やっぱりモヤモヤします。


踊りの方は、技術的なことはよくわからないのですが、もう、素晴らしかったです✨✨




衣装や小道具が展示されていました。


オーロラ姫の衣装




アリスの衣装画




オデット姫のティアラ









息子が幼い頃からずっとスポーツをしていることもあって、

我が家には、ダンベル、チューブ、バランスボール、ヨガマットなど、各種運動グッズがあります。

 

ある日、息子が、ストレッチポールがいいよ、と言うので買ってみました。

Amazonでたしか5,000円しなかったと思います。

 

 

 

このポール、結構硬いです。

縦に仰向けに乗って、ゆっくり呼吸しながら左右にゴロゴロすると、

背中や肩甲骨のまわりがグリグリほぐれて気持ちいいです。

胸が開くのも心地よいですね。

 

猫背や巻き肩の予防にもなるようです。

 

あと、ヨガマットと違って、

広げたり丸めたり、ケースに仕舞ったり出したりしなくていいので、取り掛かる心理的ハードルが低いのがいいです。

ポールは居間の壁に立てかけておいて、寝る前にゴロゴロしてほぐしたら、また立てかけておいてます。

 

参考にしている動画です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

英国ロイヤルバレエの『リーズの結婚』、観てきました。

 

ちょっと体調に不安はありましたが、

咳止めをのみ、のど飴とお水持参、もちろんマスク着用で。

途中咳込むことなく無事観れてよかったです。

 

はじめ娘と一緒の予定だったのですが、

前夜になり定期考査の勉強を頑張りたいというので・・・、残念。

 

急遽、ご近所の演劇好きのママ友さんにお声がけすると

「えー、ロイヤルの『リーズの結婚』?ぜひぜひチケットをお譲りください!」と、喜んでくださってご一緒しました。

よかった・・・♡ありがとう♡

 

そんなこんなで、無事川口リリアホールに到着。

 

川口にこんなに立派な文化センターがあるのですね。

素晴らしい。

 

満員御礼

 

 

 

初夏を意識したお花が飾られていました。

 

 

『リーズの結婚』は、

ひとことで言うと、

のどかな農村を舞台に、ふたりの農民の男女が、恋をして、結婚して、みんなに祝福される。

はじめは、女の子のお母さんが、彼女を金持ちの地主の息子と結婚させようとして二人の恋に反対するけど、

結局は、娘の気持ちを尊重して結婚を許しちゃう。

 

物語としてはそれだけ。

でも、なんだか、とてものどかであたたかくて、

観終わった後に自然と笑顔になるようなハッピーなバレエでした。

 

でも、技術的にはとても高度なテクニックに裏打ちされているのだそう。

一緒に行ったママ友さんは、ご自身も娘さんも幼少のころからバレエを習っているので、そのあたりもお詳しく、いろいろと解説してくれました。

 

このバレエは、「リボンのパ・ド・ドゥ」や、収穫祭のメイポールダンスで、

リボンが多用されているのですが、それにちなんだオブジェが展示されていました。

 

 

私が観た回は、コーラス(リーズの恋人・若い農夫)役のダンサーはマルセリーノ・サンベ。

 

そして、ヒロインのリーズは、フランチェスカ・ヘイワードでした。

 

「フランチェスカ・ヘイワード、なんか聞いたことある・・・」と思っていたら、

 

お友だちが「梅子さん!フランチェスカ・ヘイワード、映画『キャッツ』で主役のヴィクトリア役のダンサーですよ!」と。

 

あー!このダンサーだ!

 

 

(ママ友ちゃんの記憶力すごい、賢いのに加えて、若いっていいなー。私もこの映画観たんだけど全然思い出せなかった💦)

 

フランチェスカ・ヘイワードさん、ほんとうに可憐で綺麗で、

ダンスの技術はもちろん、マイムや演技力も素晴らしかったです。

 

オペラグラスで見てたんですが、

 

リーズがお母さんにおうちの中に閉じ込められてひとりぼっちになったときに、

ほんとうに目をうるうるさせて涙ぐんでいて、こちらもしょんぼり。

 

そのあと、リーズは、コーラスと結婚して子供が三人生まれて、という未来の幸せな様子を想像しているのを

マイムで演じるのですが、うっとりと幸せな表情で、こちらもにっこり。

 

『リーズの結婚』、ドラマチックな物語や派手さはないけど、じんわりと、しみじみと、ああ、観てよかったなぁ、と思える演目でした。

 

驚いたのが、この『リーズの結婚』、初演が1789年7月1日、フランスのボルドーで、なんですが、

 

なんと、同年7月14日のフランス革命の端緒となったパリのバスティーユ監獄襲撃の2週間前!

 

こののどかで牧歌的なバレエが、革命の激動を生き抜いて受け継がれて、

 

英国ロイヤルバレエのレパートリーになったことを思うと、さらに味わい深い思いがします。

 

 

 

お読みいただきありがとうございました。

 

みなさま良い一日をお過ごしくださいね。