三島由紀夫『金閣寺』、本日読了しました。



今回、『金閣寺』を読んだきっかけは、先月娘がこの本を一所懸命読んでいたから。

そういえば、私も中学生のとき『金閣寺』読んだな、と思い出して懐かしくなって再読してみた。


読み始めたら、え、こんな小説だったっけ?と驚いた。

記憶には、ちょっとエキセントリックな青年が金閣寺の美しさに取り憑かれて放火した、というくらいしか残っていなかった。

しかし、今回読んだら、『金閣寺』は、戦前・戦後の日本、特に京都を舞台に、美とは何か、行動とは何か、生きるとは何か、を問う哲学的な小説だった。

そして、主人公の溝口はじめ、柏木、鶴川などの10代から20代にかけての青年たちが、肥大した自我に苦しんだり、自己と他者を比較して自己嫌悪に陥ったり、親の干渉からの自立に悩んだりする様子は、現代の若者たちと変わらない。その意味で『金閣寺』は青春小説でもあると感じた。


再読してよかった。娘と読後の感想をおしゃべりするのは至福の時間です。


一昨年(2024年)の11月に訪れた金閣寺の写真を見ながら、読みました。



金閣寺は鹿苑寺ともいうのですね。

立札の説明書には昭和25年(1950)の放火による消失にも言及されています。




こちらの舞台のチケットを取りました。

『金閣寺』をテーマに人形浄瑠璃と歌舞伎とダンスのコラボ。

しかも演出家がパリ・オペラ座、アビニョン演劇祭などで活躍しているスペイン人のマルコス・モラウ。

いったいどんな舞台になるんだろう?楽しみです。


https://www.bunkamura.co.jp/orchard/lineup/26_marcos/




マルコス・モラウも参加したというフランスのアビニョン(スマホで「ウ」に濁音の点々が打てない💦)演劇祭、いつの日か行きたいです。行けますように🍀


https://festival-avignon.com/en/edition-2026/programme/by-date?cat=1001


Festival d’Avignon についてチャッピーにきいた




世界中の演劇人にとっての聖地、行ってみたい!



本日読了しました。


599頁と厚めですが、あまりの面白さに3〜4日で読み終えました。


これはすごい本です。


食べることに興味のある全てのかたに読んでいただきたい。


高橋源一郎さんが、古今東西の食にまつわるあらゆる本、小説、料理本、ダイエット本、漫画、評論、ノンフィクション、などなど、引用して批評している連載がまとめられたものです。


この本の興味深いところは、そもそもの始まりとして高橋源一郎さんが体重が増えてしまってダイエットすることにした、そのプロセスとともに、この連載が続いているということ。


そして、回が進むごとに、高橋源一郎さんが体重が減るだけでなく、身体にまつわるあらゆること、健康、筋肉、栄養、に加えて、精神的な面でもどんどん進化・深化していくのがすごい。


とりわけ、それまで食事は誰かに作ってもらったものを食べることであって、自ら料理をすることはほとんどなかった高橋源一郎さんが、料理に目覚める過程には共感しました。


料理ができるって、自立すること、自由になること、なんですよね。


それはレシピ本を見ながらでないと作れないような料理のことではない(もちろん、そんなお料理をできることも素敵である)。


恥ずかしながら、私も、もうすぐ還暦でようやくこのことに気付きました。


そして、ベタかもですが、

食べることって生きることなんだ、とあらためて気付かされました。


人と人のつながり、人と自然のつながりのなかで食べる=生きるなんだな、と。


それにしても、この本を読んだら、スクワットとかかと落としを毎日やらずにはいられなくなりますよ(筋トレが苦手な私がもう3日も続けています😊)。


今年上半期に読んだ本で(って、あと、1ヶ月ありますね)いちばん面白かったです。おすすめです。







久しぶり?のブログです。

 

昨日は、英検1級の1次試験を受験してきました。

 

1級受験は3回目なのですが、

 

今回は1回目のときよりもできてない感触です。


いや、さすがにそれは悲しい。


振り出しに戻る、ではなくて、


3歩進んで2.5歩戻る、くらいなかんじでありますように・・・

 

でも、今回はひとつ嬉しいことがありました。

 

娘と一緒に英検を受験したのです。


今回娘が受けたのは2級です。

 

娘は、小6の秋に英検2級に合格して以来、

 

中3の現在まで英検は受験しないまま、でした。

 

娘は中学受験で、受験校のうち一部で英語入試(英検利用入試も含みます)を利用したこともあって、

 

ちょっと燃え尽き?みたいなかんじもあったのかもしれません。

 

しかし、この2026年春季の英検は、「やってみようかな」と自ら言い出したのです。

 

とてもうれしくって・・・!

 

というのも、娘は勉強は得意な方ではありません

 

(通知表も英語だけは5ですが、家庭科と美術と音楽が4、あとはオール3です。)。

 

そこで、娘には折に触れて

 

大学受験では英検などの資格を利用した受験制度もあるみたいだね、

 

だったら、今から英検を受けて準備しておくのがいいかも、

 

と話していたのです。

 

そして、私自身も、英検に挑戦してきました、

 

娘がちょっとでもやる気になってくれたらいいな、と思って。

 

それが影響したのかどうかはわかりませんが、

 

今回、娘がまたやる気になってくれたのが、

 

ほんとうに嬉しく思いました。

 

受験級は、娘と相談して、また2級から始めることにしました。

 

結果は、今日の英検の解答速報を見ると

 

1次試験の合格は難しいだろうなと思います。

 

問題用紙もざっと見ましたが、2級は、娘が受験した3年前に比べて、

 

ライティングに要約問題が加わったことのほかにも、

 

語彙問題及び長文読解問題、どちらも難しくなっているなという印象です。

 

その点を除いても、

 

娘は勉強不足だったかな、と。

 

この点は、しかし、私も同じ。娘のことをあーだこーだ言えないです、笑

 

これからも一緒にがんばろうね、と娘と話しています。

 

そして、タイトルにある仏検ですが、

 

昨日英検からの帰り道、

 

「よし、次は仏検だ!」

 

と、申し込もうとしたら・・・、

 

申込期限が過ぎていました、泣

 

ということで、今年は仏検を受験できません。

 

仏検1級の試験は1年に1回だけなので、貴重な機会を逃してしまいました。

 

仏検1級って、私だけかもしれませんが、

 

ほんとうに独特の高揚感というか、一種の祝祭みたいな盛り上がりがあるんです。

 

それまでのフランス語人生を振り返って泣けてきたりとか、

 

挙動不審になってしまうんです。

 

昨年の仏検1級受験時のキョドっている私の記事はこちらです。


『仏検おつかれさまでした。』本日、仏検1級を受験してきました。 いやー、難しかったなー。 家で過去問解くのと、本番はやっぱり全然ちがいました。 緊張して、エンジンかかるまで時間がかかると…リンクameblo.jp


 

まあ、気を取り直して、

仏検1級は来年6月に向けて、学習を少しずつでも続けていきたいです。

 

そして、

この6月に仏検を受験されるみなさま、がんばってくださいね!