知的障害の義弟(2) | 鬱病ですが、ほっこり生きてます。

鬱病ですが、ほっこり生きてます。

この部屋に来て下さったあなた。初めまして。そしてこんにちわ。
私は鬱病でしたが徐々に回復に至り、今では平和に幸せに毎日を送っています。あなたに逢えたのも何かのご縁だと思います。このブログを通してお互い得るものがあればと願っています。

『さほど手は掛からない

 筈だよ』


知的障害の義弟に関して

結婚する以前にクズ旦那は

こう話した


義弟は左手が不自由で細かな

作業が出来ない


靴紐を結んだり衣服のボタンは

なかなか手こずる


入浴に関しても背中や細かな部分は

人の介助を要する


大部分のサポートは義母が努めて

いたし、両親あって初めて

成り立っていた


そんな中でよく

『さほど手は掛からない』

等と言えたもんだな


義弟の為に三度三度食事を支度し

風呂に入れ、床を敷き、衣服を調達し

新しい服を出した場合は

着る順番を教えなければならない

(応用が効かないので)



以前、盆に帰省した際夕飯中に

行方をくらました義弟


家族総出で探し回り無事に

保護したが、肝を冷やした記憶がある


食事も中皿に義弟分と、分けていないと

制限無く食べ続ける


下品な話だが、湯船が尿臭いのは

私の気のせいだったのだろうか?


今は亡き義父と一番風呂に居た

義弟が湯の中で放尿していたのでは

ないだろうか?



決して手が掛からない訳では無いのだ


左手が不自由な子供なのだ ずっと

死ぬまで




私が2番目の妊娠中に切迫早産で

入院中に長男を見てたクズ旦那は

一週間で音を上げた


『酷く疲れた』


当たり前だ 育児は疲れるのだ

外で仕事してる方がまだ楽だろ?



不貞や散財、おまけに経済的DV

2度ほど暴力行為もあった


そんな人間が、知的障害の弟の

面倒を看てくれなんて

虫が良すぎるのではないか


はっきり言う


親切、助け合い、慈愛、家族愛

無償の愛


そんな生暖かいものでは

人間は動かない


この世界は理不尽で不条理で

残酷なのだ


『綺麗事』だけでは済まされない

世界なのだ