綺麗事だけでは生きて行けない(カニバリズム) | 鬱病ですが、ほっこり生きてます。

鬱病ですが、ほっこり生きてます。

この部屋に来て下さったあなた。初めまして。そしてこんにちわ。
私は鬱病でしたが徐々に回復に至り、今では平和に幸せに毎日を送っています。あなたに逢えたのも何かのご縁だと思います。このブログを通してお互い得るものがあればと願っています。

まだ独身時代、あるノンフィクション

映像を見て唸った記憶がある


戦時中、シベリアや東南アジアで

母国から見捨てられ食糧配給が絶たれ


そのまま飢餓状態に陥って行く


当時のメディアは食人(カニバリズム)した経験があるという地方の老人宅を

訪れ 『何故?』『どうして?』と

詰め寄る


生きる為だ


生き延びる為に亡くなった友人の

肉を食したのだ


戦争を知らない戦後生まれのインタビュアー達は彼等の行動に道徳的に卑劣だと

かまして追い詰める


今の私だったらこう言う


『じゃあ、お前だったらどうする?』


体験、経験、してみないと解らない

事実がこの世には死ぬ程ある


経験、体験、痛みを知らない人間が

解った様に侯爵垂れるのはほとほと

呆れる


何か事を動かす為には

ある程度の修羅場を潜って行かなければ

ならない


皆が皆傷付かず、良い状態で済む

というのはなかなか有り得ない


悪人になるのが嫌で優柔不断な

言い訳を謳い逃げ出すのなら


もう、そこまで


何かを守る為に悪役に徹する


我が子の子離れから

子供達を実家から追い出した私は

間違っていたのだろうか?