幸せを届けるドッグセラピストのあっこです。
今日も暑いくらいのお天気ですね。
先日、のっちゃんが繋げてくれたご縁でお友達になった方の大切なわんちゃんがお空にお引越ししました。
そのお知らせを聞いた時、
ふとのっちゃんの心臓が止まっちゃった時の事を思い出しました。
2ヶ月近く寝たきりだったのっちゃん。
昼夜逆転したり、ヒャンヒャン泣いたり、
よく子守唄歌いました。
そんなのっちゃんの心臓がとまっちゃった後、
動かなくなった体を摩りながら、
ほんの一瞬ホッとしたんですよね。
「もう体のどこかが苦しかったり痛かったりはしないんだ」
って。
苦痛って一番どうにかしてあげたい事だったから。
それがないって事にホッとした。
「よかった~」って。
でも、
その一つをなくす事って、
全てをなくす事なんだって、
動かないのっちゃんを見て思いました。
そして、
のっちゃんの体もお空に返したら、
本当に全てなくなるのか・・・って思ったら
今度は心が押しつぶされて苦しくなった。
これ以上なくしたくないから、火葬したくないとも思った。
分かってるけど、分かりたくない。
数時間の間にいろんな思いがぐるぐるしたな~。
今となっては懐かしいけど、当時を思い出すとやっぱり涙は溢れてくる。
でもさ、
それからしばらく経ったのっちゃんは
とびきりの笑顔で毎日毎日ヨダレででろでろになるくらい走り回って、
「バァーッ!!」って目の前に出てきたかと思ったらそのまま笑いながら走り去るって事をしてました。
それが、あまりにも楽しそうで、悲しいのに嬉しかった。
身体がないって自由なんだねって。
だから、やっぱり「よかったね」ってとこに落ち着くんだと思う。
でも、それは私の考えなので、
私とのっちゃんが過ごした中で感じたことなので、
「何言ってるの?そんなこと思えない!」
って言う意見もあっていいと思います。
悲しみの中から怒りや不安やどうにもならない恐怖が生まれてくるのも確かです。
私もそうでした。
でも、大切な子の心臓が止まってから身体をお空に返すまでの残された短い時間は、
大切な子の身体に触れながら、その子を思い、
そして、ご自身の気持ちに寄り添ってお過ごしくださいね。
それが私とのっちゃんが経験した事から皆さんにお伝え出来る事です。
ね、のっちゃん♪
さて、今日もあんじゅと元気に過ごそう!
では、みなさんもよい1日を〜♪
あっこでした。