司法書士試験受験生の奮闘記&世の快刀乱麻を断つの巻 -21ページ目

30.ピグともからリクエストがあったので・・・

29.[θ-2]政教分離違憲判決にみる戦後日本の闇 その1

さて、今回は、「政教分離違憲判決」について触れてみたいと思います。


今回は「その1」ですので、序章です。

以前、
『23.[ψ-1]1/18(月)-1/24(日)の予定とアーカイブ(2010)』→ http://ameblo.jp/junya1981/entry-10439371695.html
でチェックしていましたが、

先月、真の日本人にとって、誠に許しがたい最高裁の判決が出ましたね。

今回は、主に、原告側に与する人たちの特徴に焦点をあてます。なぜなら、これを理解していないと、この裁判の本質が分からないからです。


※(注)私は、他宗教を排斥する意図は全くありません。


それでは、分量が多いですが以下の記事をご覧ください。

$「彼ら」は神をも超える存在なのか、それとも悪魔なのか-政教分離で違憲判決(2010.01.21)1面
[引用:日本経済新聞 日刊 1面 (2010.01.21)、ブログ主により加工済]

神社への市有地無償提供は違憲 最高裁大法廷
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20100120ATDG2002420012010.html

 北海道砂川市が市有地を神社に無償提供していることが憲法の「政教分離原則」に反するかどうかが争われた訴訟の上告審判決で、最高裁大法廷(裁判長・竹崎博允長官)は20日、違憲判断を示した。ただ、原告の求めた神社の撤去以外に解決策を検討すべきとして、審理を札幌高裁に差し戻した

 最高裁が政教分離原則に基づき違憲判断を示すのは、1997年の愛媛玉ぐし料訴訟以来、2件目。公有地を無償で宗教施設に貸与しているケースは他の自治体でも少なくないとされ、判決は影響を与えそうだ。

 争われたのは、北海道砂川市にある「空知太神社」。70年に地元町内会が、町内会館と神社を一体にした施設を市有地に建設し、市は無償使用を認めていた。一、二審判決は違憲と判断して、神社の撤去を命じた。 (15:23)

原告ら「闘いはこれから」 政教分離で違憲判決
http://www.nikkei.co.jp/news/main/im20100120ASDG2004X20012010.html

$「彼ら」は神をも超える存在なのか、それとも悪魔なのか-政教分離で違憲判決
最高裁判決後、記者会見する原告の谷内栄さん(右)=20日、東京都千代田区

北海道砂川市が市有地を「空知太(そらちぶと)神社」へ無償提供したことを巡り、憲法の「政教分離原則」に照らして違憲かどうかが争われた訴訟で、最高裁大法廷は20日、新たな基準を提示し、13年ぶりに違憲判断を出した。最高裁判決を受け、原告の谷内栄さん(79)は20日、東京都内で記者会見した。市有地に神社が建っていることを問題視したのは18年前。クリスチャンでもある谷内さんは「負けたわけではない。憲法判断では勝っており、闘いはこれからだ」と強調した。

 ただ、愛媛玉ぐし料などにもかかわってきた弁護団の加島宏弁護士は「違憲としながら差し戻すなんて、誰も予想できなかった判決。中途半端で法律家の判断ではない」と厳しく批判した。(00:29)


まとめると、

・地元町内会が、町内会館と神社を一体にした施設を市有地に建設
・北海道砂川市が市有地を神社に無償提供している
・市有地を神社に無償提供していることが憲法の「政教分離原則」に反するかどうかが争われた
・一、二審判決は違憲と判断して、神社の撤去を命じていた

最高裁は、
・「市が特定の宗教に特別の便益を提供し、援助していると評価されてもやむをえない」
・無償提供は、「信教の自由の確保という制度の根本目的との関係で相当とされる限度を超え、違憲」と結論付けた
・原告が求めた神社の撤去はについては「他に合理的で現実的な手段があり得る」と指摘し、二審を破棄し、高裁へ差し戻した



ところで、「違憲としながら差し戻すなんて、誰も予想できなかった判決。中途半端で法律家の判断ではない」と厳しく批判した加島宏弁護士について調べてみると、

日弁連の弁護士検索で「加島宏」と検索すると、一件だけヒット!同姓同名の弁護士はいません。
$「彼ら」は神をも超える存在なのか、それとも悪魔なのか-加島宏(日弁連の弁護士検索サイト)
日本弁護士連合会の弁護士詳細情報(http://www.nichibenren.or.jp/bar_search/index.cgi



この弁護士の経歴は、「四国訴訟団・訴状学習会」報告(http://page.freett.com/shikoku/0201meeting.htm)から引用すると、

1942年生(59歳)。大阪府東大阪市鴻池出身。66年東京大学法学部卒業後、英会話塾主宰、酪農家、土方、大工、田舎新聞の記者等を経験。77年司法試験合格。80年大阪で弁護士登録。弁護士1年目からの「軍事費拒否訴訟」をはじめとして、「箕面忠魂碑違憲訴訟」「即位の礼・大嘗祭違憲訴訟」「愛媛玉串料違憲訴訟」等多数の憲法訴訟気軽に取り組む。

$「彼ら」は神をも超える存在なのか、それとも悪魔なのか-中央:加島宏弁護士
中央:加島宏弁護士


しかし、この弁護士すごいですね。「反日左翼活動家」丸出しですよ(笑)

「軍事費拒否訴訟」
「箕面忠魂碑違憲訴訟」
「即位の礼・大嘗祭違憲訴訟」
「愛媛玉串料違憲訴訟」


後日、これらの判例については、『最高裁判例にみる戦後日本の闇と反日左翼による司法制度濫用』というタイトルで詳しく見ていく予定です。

司法書士の勉強をしてますので、私の憲法の勉強にもなりますし、ちょうどいいです(笑)

そうそう、この弁護士はある意味ですごい方ですよ。

「弁護士としての常識」ないそうです(爆笑)

懲戒処分を受けていました(笑)


加島 宏 17141 大阪弁護士会 懲戒処分 戒告
要旨(略)
相続の依頼について中立な立場を取らなかった
相続人の一人から依頼を受けた場合相続人全員のために尽くす遺言執行者にはなれない。利益相反 弁護士の常識

弁護士懲戒処分検索センター(http://shyster.symphonic-net.com/)で、「弁護士氏名」に「加島宏」と入力し検索すると、↓が出てきました。
$「彼ら」は神をも超える存在なのか、それとも悪魔なのか-弁護士懲戒処分情報データベース
弁護士懲戒処分要旨・詳細」
「2007年8月9月10月11月12月2008年1月2月3月号4月5月」
http://nbichii.googlepages.com/tyoukai.pdf
PDFファイルを開くかダウンロードして、PDF内検索で「加島宏」と入力すれば、より詳細な情報が見れます。

※pdfファイルですので、読み込むにはソフトウェアが必要です。

Adobe Readerのダウンロード
http://get.adobe.com/jp/reader/?promoid=BPBQN

(注意点)グーグルツールバーが一緒にダウンロードされてしまうので、必要ない方は、ダウンロードする前に必ず「同時にインストール:無償Googleツールバー(オプション)」のチェックを外して下さい。




・・・・



この弁護士さん大丈夫でしょうか、

「反日左翼活動家」「懲戒処分(戒告)歴あり」「弁護士としての常識がない」

もはや、法律家というより、法律屋といった方がいいかもしれませんね・・・


もう一度、この人のセリフを聞いてみましょう。

「違憲としながら差し戻すなんて、誰も予想できなかった判決。中途半端で法律家の判断ではない」


>誰も予想できなかった判決

そうなん?私は予想できましたけど(笑)
憲法判断というのはバランス感覚が重要ですから。←この感覚は憲法の判例を勉強する上で非常に重要です。
常識的に考えれば、合憲判断でしょう。しかし、法曹界は反日的・左翼的な人が大半な世界ですから、違憲判決を出す場合があります。しかし、極端な違憲判決だと世論が巻き起こる可能性があるので、原告側の請求を一部棄却したり、高裁に差し戻すことで「ガス抜き」をするわけです。

>中途半端で法律家の判断ではない

よく言いますね。「反日左翼活動家」「懲戒処分(戒告)歴あり」「弁護士としての常識がない」
という法律屋が言えるセリフではないと思います。



そういえば、政治の世界にも、この方とよく似た弁護士出身の政治家がいますね。


福島 瑞穂(ふくしま みずほ 1955年12月24日 - )は、日本の政治家、弁護士。参議院議員(2期)。第3代社会民主党党首。特命担当大臣(消費者及び食品安全・少子化対策・男女共同参画担当)。学習院女子大学客員教授。社会主義インターナショナル副議長。

1987年弁護士登録をし、第二東京弁護士会に所属する。その後、フェミニスト・人権派弁護士として、テレビ朝日系「朝まで生テレビ」をはじめとしたテレビの政治討論番組などに出演する。




千葉 景子(ちば けいこ、1948年(昭和23年)5月11日 - )は、日本の政治家、法律家。参議院議員(4期)、法務大臣(第83代)、弁護士。血液型O型

1997年(平成9年)1月に社民党を離党し、民主党に入党する。その後も、神奈川県の自治労や連合の支持を受け、「アムネスティ議員連盟」事務局長を務めた。

※アムネスティ(amnesty)はギリシア語で「忘れ去る」ことを意味するamnēstiaに由来する欧州諸言語で用いられる語で、 罪人とされた人を許して釈放する、すなわち大赦を意味する。
1. 団体
1. アムネスティ・インターナショナル 国際的な人権擁護団体








・・・


こいつらは、法律屋&政治屋ですね・・・


マンガ「人権」弁護士 (英和MOOK)/司法公論会

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最も参考になったカスタマーレビュー

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5つ星のうち 4.0 誰も言わなかった本音, 2008/11/27
By クラをタ - レビューをすべて見る
光市の殺人事件での手段を選ばぬ死刑回避弁護活動で光を浴びた市民運動家色の強い「人権派弁護士」の生まれる背景について解説している。生硬な専門書や悪意に満ちた右・左派の機関紙のような形ではなくマンガの形をとってはいるため一気に読める。が、扱っているテーマは、今の一般市民と法曹界とりわけ弁護士との意識の乖離を本音で抉りとっている。恐らくマスコミは本音ではそう思っていても弁護士からの抗議や訴訟が怖くて書けないだろう「弁護士は学生運動崩れが多く反権力的な思考をする者が多く、若い弁護士も先輩弁護士に染まる」「司法修習中に感化される」「訴訟を起こしてもらい仕事をもらうため市民運動に加わる者すらいる」「マスコミを使い売名」など、真面目な弁護士諸氏が聞くと激怒しそうなことが述べられているが、一部にはこれらの指摘は実に当たっている。個人的に弁護士を何人か知っているが、このような人物もいるのは確かだ。ただ、この版元は右派系のせいか、指摘が「左翼」「人権派」偏向に絞られているのが惜しく、「右派」「保守政党」系偏向の弁護士も同じことがいえることも言及してほしかった。いずれにせよ、弁護士マークの天秤が左や右にぶれた弁護士が少なからずいるというのは確かな様で、裁判員時代を迎え、弁護士の粗製濫造の中、裁判に参加する市民が厳しい態度で臨み、このような曲学阿世の輩を淘汰するよう努めなければならないと感じた次第だ。次は裁判官・検察官への追及も期待したい。



冒頭にも書きましたが、今回は、主に、原告側に与する人たちの特徴に焦点をあてました。この裁判の本質が見えてきましたか?

次回以降は、「判決内容の詳細」と「裁判官」について書きたいと思います。


いかがでしょうか?

皆さんは、どのようにお考えになりますか?


様々なご意見、ご質問、ご要望などをお待ちしております。

お気軽に下部のコメント欄をお使いくださいませ。






「いわゆる人権派弁護士は『人権』という美辞麗句の仮面を被った反日左翼活動家だ(そうではない真の人権弁護士も少ないながら当然いるだろう)」と思った方はこちらをクリック↓

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28.[ε-5]日本人の祖先 その3 ~縄文時代の考察① 序章~

さて、前回から、時間が経ってしまいましたが、縄文時代の考察をしていきましょう。

【前々回分】→ 『16.[ε-1]日本人の祖先 その1 【改訂版】』→ http://ameblo.jp/junya1981/entry-10420012733.html

【前回分】→ 『20.[ε-4]日本人の祖先 その2 ~旧石器時代の考察~』→ http://ameblo.jp/junya1981/entry-10427741152.html



縄文時代を考察する場合において、どこからアプローチしていくか考えていたのですが、ちょうど、昨日の日経のコラムに縄文時代を取り上げていましたので、これを活用させていただきます。

縄文時代についての知識に不安がある方は、こちら↓をご覧ください。

《NHKの高校講座》です。

『19.[ε-3]《参考資料》【動画集】高校で学ぶ日本史(縄文時代)』→ http://ameblo.jp/junya1981/entry-10421969203.html



といっても今回は序章に過ぎません。縄文時代は皆さんが思っているよりもかなり高度な文明です。

私は、世界四大文明にも匹敵する文明だったと考えています。


仮に私の仮説が正しいとすれば、既存の日本の人類史、世界史、日本の古代史を覆すことになるだろうと思っています。



それでは、見ていきましょう。

$「彼ら」は神をも超える存在なのか、それとも悪魔なのか-春秋(2010.02.03)縄文時代
[引用:日本経済新聞 日刊 1面 (2010.02.03)※ブログ主により加工]

春秋(2/3)
http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/20100202ASDK0200A02022010.html

 眺めていると深い安らぎを覚えるから不思議だ。ゆったりとしたパワーも伝わってくる。東京国立博物館で開催中の「土偶展」に勢ぞろいした、縄文時代の偶像たちである。力強くてユーモラスで、どこか悲しげな姿が人々の心を打つ。

▼土偶にどんな役割があったのか、はっきりとは分からないという。しかし女性の特徴をうんと誇張した造形や奇抜な表情には、生命をいとおしむ気持ちがこめられているに違いない。長命や安産を祈り、食の豊かなることを願った縄文人の精神世界が知れる。厳しい自然と闘いながら、この時代は1万年も続いた。

▼もっとも、最近の研究は縄文のイメージを大きく変えつつある。弥生時代に始まったとされてきた稲作は、じつは縄文前期までさかのぼれるらしい。広場を備えた大きな集落も現れていたというし、遠方との交易もなかなか盛んだったようだ。よくよく土偶の数々を見直せば、なんと巧みなアートでもあることか。

展覧会の花形のひとつは、昨年国宝に指定されたばかりの「合掌土偶」だ。うずくまって両手を合わせ、ひたすら祈りをささげているように見える。しかし、それも現代人の解釈ではあろう。かの時代の作者は何か意外なポーズをかたどってみたのかもしれない。想像力をかきたててやまぬ、われらが先祖なのだ。


さて、「土偶展」の話題ですね。

それでは、この記事を活用し、縄文時代を詳しく見てみましょう。

東京国立博物館で開催中の「土偶展」のホームページ(http://www.tnm.go.jp/jp/servlet/Con?pageId=A01&processId=02&event_id=6908)より、
文化庁海外展 大英博物館帰国記念 「国宝 土偶展」
本館特別5室 2009年12月15日(火)~2010年2月21日(日)

$「彼ら」は神をも超える存在なのか、それとも悪魔なのか-土偶展(国宝)
左:国宝 縄文のビーナス
長野県棚畑遺跡出土
縄文時代中期(前3000~前2000)
長野・茅野市教育委員会蔵

中央:国宝 合掌土偶
青森県八戸市風張1遺跡出土
縄文時代後期(前2000~前1000)
青森・八戸市蔵

右:国宝 中空土偶
北海道函館市著保内野遺跡出土
縄文時代後期(前2000~前1000)
北海道・函館市教育委員会蔵


“ひとがた”をした素焼きの土製品「土偶」の発生は、縄文時代草創期(約13,000年前)にまでさかのぼります。伸びやかに両手を上げるもの、出産間近の女性の姿を表すもの、極端に強調された大きな顔面のものなど、多様な姿かたちをする土偶は「祈りの造形」とも称され、縄文時代の人々の精神世界や信仰のあり方を具現化した芸術品として、世界的に高い評価を得ています


すごいですね。世界的に高い評価を得ているようです。

この「土偶展」は、イギリスの大英博物館で2009年9月10日(木)から11月22日(日)まで開催されるTHE POWER OF DOGUの帰国記念展ということなので、もはや、世界レベルですね。


しかし、「土偶」の発生が、縄文時代草創期(約13,000年前)にまで遡るとは驚きました。

縄文時代は、土器型式上の区分から、縄文時代は、草創期・早期・前期・中期・後期・晩期の 6期に分けられます。この時期区分を、AMS法で測定して暦年代に補正した年代で示すと、
・草創期(約15,000~12,000年前)
・早期(約12,000~7,000年前)
・前期(約7,000~5,500年前)
・中期(約5,500~4,500年前)
・後期(約4,500~3,300年前)
・晩期(約3,300~2,800年前)

となります。




土偶について調べてみると、

(wikipaeiaより引用)
土偶が日本列島で初めて現れるのは縄文時代の早期前半、関東東部においてである。そして、中期終わりにいったん消え、再び登場するのは東日本で後期後葉である。九州の中・北部で初めて現れるのが後期初頭である。弥生時代には全く作られなくなる。勿論、旧石器時代にもない。縄文式土器と同様、土偶も出土地域や年代によってさまざまな様式のものがある。国立歴史民俗博物館(千葉県佐倉市)の調査によれば、日本全国の出土総数は15000体ほどである。出土分布は東日本に偏っており、西日本での出土はまれである。千葉県佐倉市にある吉見台遺跡からは、600個以上の土偶が出土している。

もっとも古い土偶は、三重県松阪市飯南町粥見井尻(かゆみいじり)遺跡で見つかった縄文時代草創期(約1万2,000年~1万1,000年前)のもの3点である。顔や手足の表現がないが、乳房は明瞭に表現されている。前期は、この延長線上で板状土偶が発達し、中期には東日本で細部表現が豊かな立像土偶が現れ、後期にはハート型土偶が現れる。後期から晩期にかけて、関東から東北地方では、山形土偶やミミズク土偶、遮光器土偶などが大量に造られる。九州を除く西日本では人型土偶は希で、簡略で扁平な分銅形土偶などが多い。

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(引用終わり)


コラムにもあるように、土偶にどんな役割があったのか、はっきりとは分からないようです。

様々な説があるようですが、ご紹介しましょう。

現在までに出土している土偶は大半が何らかの形で破損しており、故意に壊したと思われるものも多い。特に、脚部の一方のみを故意に壊した例が多い。

①そのため、祭祀などの際に破壊し、災厄などをはらうことを目的に製造されたという説。

②また、大半の土偶は人体を大きくデフォルメして表わし、特に女性の生殖機能を強調していることから、豊穣、多産などを祈る意味合いがあったものと推定する説。

③その他、神像、女神像、精霊、護符、呪物などの多様な説。

④古代宇宙飛行士説(土偶は古代に地球に飛来した宇宙人のモデルであるとして古代宇宙飛行士説を唱える者もいる。)



なるほど、わたしは、①の説、②の説、③の精霊・呪物説を支持しますね。


私は、縄文時代の前半は、③の説が、後半は①,②の説が色濃く反映されていると考えています。


検証してみましょう。

↓縄文時代中期(5000年前、紀元前3000年頃)

縄文のビーナス
長野県棚畑遺跡出土
縄文時代中期(前3000~前2000)
長野・茅野市教育委員会蔵

乳房・正中(せいちゅう)線・腹部・陰部など特定な部分だけ具体的に表現されています。

人体を大きくデフォルメして表わし、特に女性の生殖機能を強調していますから、②の「豊穣、多産などを祈る意味合いがあったものと推定する説」が色濃く反映されていたと考えるのが妥当です。


↓縄文時代の後期(4000年前、紀元前2000年頃)

合掌土偶
青森県八戸市風張1遺跡出土
縄文時代後期(前2000~前1000)
青森・八戸市蔵

$「彼ら」は神をも超える存在なのか、それとも悪魔なのか-青森県木造町亀ヶ岡遺跡出土
青森県木造町亀ヶ岡遺跡出土
縄文時代晩期・前1000~前400年
東京国立博物館蔵

土偶を用いた祭祀を行うことで社会集団を統合していたのではないかという考え方がある。
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したがって、①の「祭祀などの際に破壊し、災厄などをはらうことを目的に製造されたという説」が色濃く反映されていたと考えるのが妥当です。



もっとも古い土偶は、三重県松阪市飯南町粥見井尻(かゆみいじり)遺跡で見つかった縄文時代草創期(約1万2,000年~1万1,000年前)のもの3点である。顔や手足の表現がないが、乳房は明瞭に表現されている。
$「彼ら」は神をも超える存在なのか、それとも悪魔なのか-粥見井尻遺跡(かゆみいじりいせき)
三重県埋蔵文化財センター(http://www.pref.mie.jp/MAIBUN/HP/data/gallery.htm

乳房が明瞭に表現されていることから、女性を表現したと考えられます。

ところで、縄文時代の前の時代は石器時代でしたよね?

ということは、縄文時代の草創期の人々には、石器人の風習や信仰が受け継がれていると考えられます。

なぜなら、石器人のY染色体の亜系はC系統(C1,C3)でしたよね。

また、縄文人として日本に渡来した人々は、D系統(D2)でした。

現在の日本人のY染色体の亜系の含有率は、
・C系統が約10%
・D系統が約40%
・O系統が約50%
・N系統が約1%

参考:【前回分】→ 『17.[ω-1]【詳細情報】「日本人の祖先 その1」』→ http://ameblo.jp/junya1981/entry-10420765963.html

となってることからも、「縄文人として日本に渡来した人々」と「石器人」はお互いに文化が融合したと考えられる。


石器人の風習や信仰は、前回に触れましたが、

・自然崇拝
・霊、霊力、精霊群への祈祷
・シャーマニズム

だったと、わたしは結論付けました。

参考:【前回分】→ 『20.[ε-4]日本人の祖先 その2 ~旧石器時代の考察~』→ http://ameblo.jp/junya1981/entry-10427741152.html

したがって、③の「精霊・呪物説」が色濃く反映されていたと考えます。



最後に、④の古代宇宙飛行士説は、私には、分析不可能です(笑)

一応、紹介すると、

・人類史上の古代または超古代に宇宙人が地球に飛来し、人間を創造し、超古代文明を授けたという説
・巨大な考古学遺跡やオーパーツは、宇宙人の技術で作られた。
・宇宙人は、類人猿から人類を創った。
・世界各地に残る神話の神々は、宇宙人を神格化したもの。

これらより、「土偶」は古代に地球に飛来した宇宙人のモデルであるとして古代宇宙飛行士説を唱える者もいる。

この説は、疑似科学と位置づけられることもあるが、科学の体裁を取っていないためむしろオカルトやSFに近いということで、学問と呼べる代物ではなく、論理的ではないので私には無理です。

オカルトやSFについては、このような方々が専門です。



↓現存する「宇宙人」(笑)ガーン



疑似科学とは、

NHKが放送していました。




・・・・



話を元に戻します。


いかがでしょうか。「土偶」を考察するだけでも、縄文時代の文化が想像できるのではないでしょうか。

かなり高度な文明世界四大文明にも匹敵する文明だったのでは?」と考えてしまう一端を垣間見た気がしませんか?

縄文時代は1万年も続いた時代ですよ?高度な文明が発達していても不思議ではないでしょう?


長くなりましたので、今回はここまでにします。

結局、コラムの前半部分のみになってしまいました。

次回以降は、コラムの後半部分の「弥生時代に始まったとされてきた稲作は、じつは縄文前期までさかのぼれる」「広場を備えた大きな集落も現れていた」「遠方との交易もなかなか盛んだった」を触れてみたいと思います。

たぶん、次回は「稲作」だけになりそうな気もしますが・・・・

できるかぎり頑張ります。


いかがでしょうか?

皆さんは、どのようにお考えになりますか?


様々なご意見、ご質問、ご要望などをお待ちしております。

お気軽に下部のコメント欄をお使いくださいませ。







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