【評価】【感想】忘却バッテリー #06 | じゅんぷーのブログ

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▼本作の評価・感想・各話リンクは以下にまとめています。

 

目次
あらすじ
評価
感想
構成

 

やる!!

 

  前置き・・・

要がやる気を出した前回。今話「やる!!」というタイトルからは何も見えてこないですね。なんとなくメインとなる5人以外はやる気がなさそうなので彼らからの言葉なんでしょうかね。わからない。

 

  あらすじ/スタッフ

野球とは何か? 悩める圭のために藤堂の家で勉強会をすることに。藤堂の綺麗な姉とかわいい妹に衝撃を受けながらも、圭は純粋な気持ちで野球を学ぼうとしていた。一方、藤堂は自身がある問題を抱えていると告白する…!

 

  評価:15/15点

 *各5点満点で評価する

脚本(シナリオ+構成)

  点数:5

ポイント:回想が尺の多くを占めていたことから物語全体を通しての起承転結はなかったが、回想の構成がきれいだった。起承転結で言うと転の部分で次回持越しという珍しいものでしたね。回想に持って行くまでの流れも自然な運び方で良かった。

キャラクター

  点数:5

ポイント:誰かが悪いわけじゃない、藤堂自身に問題があるんだ、ということ強調するかのように彼のチームメイトに悪い人は一人もいなかったし、喧嘩の相手も別に闇討ちするとかはなく正々堂々としていた。だからこそ、その分だけ、藤堂が闇落ちしていることが際立っていた。

演出(作画+美術+音響+etc)

  点数:5

ポイント:美術に力を入れてるなと感じた。風景的な意味はもちろんだが、藤堂の気持ち?を明暗で表現していたことで視聴者サイドが藤堂の気持ちに入りやすくなっていた。

 

  感想

回想がメインとなるお話でしたね。へらへらしてるキャラというイメージだった藤堂でしたがかなり壮絶な過去があったんですね。しかもそのきっかけとなったのが清峰要との対戦でのエラーだったと。それからは送球が出来なくなり、夜も眠れなくなり、喧嘩ばかりの日々になってしまったと。書いていて思ったのですが、これだけの内容にもかかわらず1話の中にきれいに納めましたね。尺の調整がかなり難しそうだけどね。何にせよもう野球はしないと決め込んでいた藤堂が都立高校で文字通り運命の出会いを果たすわけですね。そしてそこで次回持越し。今話と次回でセットとなる回ということで当然次回へのひきの部分が最強でしたね。物語が終始暗いトーン(ビジュアル的にも)で進んでいた中で最後に急に明るくなっての幕引きはずるい。この後どうやって進んでいくのかが読めなさすぎる。次回が楽しみですね。姉と妹がアニメ史上屈指のモブキャラで草生えました。ありがとう。

以上。

 

  構成

【起】アバン

要「野球とは」
5人で会話する。藤堂の家で勉強する流れ。



藤堂の家にてカワイイ姉妹と遭遇。


/オープニング

【承】勉強会

美術チームのこだわりを感じる部屋で勉強会スタート。
左打ち、右打ちについて千早からのレクチャ。
要の口からリベンジという言葉が出てきたところで、藤堂からの告白。
イップスによってファーストに投げることが出来ない。

【転】藤堂の回想

藤堂の回想。
仲のいいチームメイトとのやり取り(当時中学2年生?もしくは1年生?)
清峰との対戦。そこで絶望というより称賛を感じたようだ。
そんな試合の中で起きた藤堂の送球ミス。責任を感じる藤堂。先輩たちがあまりにいいやつだった。
その頃からファーストへの送球がうまくいかなくなっていた。
グラブを捨て、すべての推薦を蹴ってしまった藤堂。
あれから寝ることもできなくなってしまっていた。
喧嘩ばかりの日々。どんな痛みもあの日のエラーを上書きすることが出来ないのだ・・・。

【結】出会い

そんな時に出会ってしまったのだ…清峰と要と。