あらすじ/スタッフ
ある日の帰り道、頭も顔も偏差値80オーバーと噂の同級生・花野井くんがフラれる姿を目撃した日生ほたる。恋愛に興味のないほたるは「なんで恋なんてするんだろう」と思いながらも、雪がふる公園でひとり佇む彼に何気なく傘を差しだす。すると後日、そんな花野井くんに「付き合ってください」と告白されて…。
構成
【起】告白
オープニングぬるぬる。多分次回から飛ばす。
いきなり花野井くんの別れ現場。その場ヒロイン・ほたるも居合わす。
主人公の自己紹介。なんかいい子そう。
そして花野井くんと遭遇。お互い高校生には見えない。
告白。
【承】日常
告白はうまくいかなかったが、駅で待つ花野井。鼻につく花野井(笑)クラスは別々なのね。
翌日、髪の毛を短くする花野井。テンポよく進行する。
お試し恋愛を持ち掛ける花野井。
ヒトリ飯ならず、花野井と昼ご飯を食べることに。豚角煮マンを2つに分けて食べる。唐突な飯テロおいしそう。
ピアスの下りで花野井の人となりが読み取れる。いい演技だ
【転】ヘアピン
体育の授業。ヘアピンを貸したら、校庭に落としてしまい見つからず。
夜、花野井くんから電話。ヘアピンについての問答。「学校にはいない」
校庭でヘアピンを探す花野井。狂気。ほたるの笑顔を見たいだけ。
【結】「片っぽしか幸せになれないなら、恋なんてしない」
評価:14/15点
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■脚本(シナリオと構成)
点数:5
ポイント:起承転結があまりにきれいでとても見やすかったです。花野井という少年と出会い、恋人になるまでの道筋がしっかり立っていた。昼ごはん、体育の授業、ヘアピン探しといくつか辿ってきたわけだが、それらが戦でつながっていました。またこれだけの内容を詰め込んでいたのに、若干スローテンポに感じました。どういうことなんだ(笑)次回以降への引きはないですが、0話的なものだと考えれば納得の構成です。
■キャラクター
点数:5
ポイント:ほたるによって花野井というキャラクターが分解されていく作品。そういうわけでほたるが出す言葉が稚拙ではつまらないと思っています。今話ではいい言葉選びでした。また丁度いい深堀具合。今のところ偏差値80要素が果たしているのかどうかは微妙。
■演出(作画や音響等)
点数:4
ポイント:演出に感動しなかった。安定した作画だった。
感想
花澤香菜がヒロインの恋愛ものが2024年に見られるとかありえん(笑)
冗談はさておききれいな第1話だった。どうやってお試しの関係から進展するのかというところで次回から楽しみです。