今朝書いた「とよた子どもミライチャレンジ」の続きのような話
あの日は、総括コメント担当ということで何を言おうか考えながら
子どもたちの発表を「ガン見」「メモ魔」してました
(まるで貿易ゲームの時のわたしw)←知ってる人は知ってる、見たい人はこちらへ♪
それでいろいろ考えたのだけれどね
大人はつい、子どもたちが何か特定の分野に秀でたところが見えると
「じゃあ、将来は〇〇になるのかな」と言ってしまう。
英語の多読が出来たなら、将来は国際関係かな(女子ならCAかなとか)
建築模型を上手く作れたなら、建築家になるよね、とか
瀬戸のキミチャレでも、
保育士体験してきて、楽しくやれました、っていう子どもには
「将来は、いい保育士さんになってね」っていいがち。
(それが悪いわけじゃありませんよ)
数年前に、愛知教育大の学生主催のシンポジウムに参加させてもらったときのこと。
学生が考えたテーマは「子どもに夢を持たせること」について。
事前打ち合わせで話題に出たのは
「子どもが夢を持つことを大人は勧めるけど、その夢の内容によって大人は喜んだり困ったりする」という笑えない話し。
たとえば
「宇宙飛行士になりたい」「医者になりたい」っていうと「いいねえ、がんばってね」といい
「漫画家になりたい」「大道芸人になりたい」っていうと「それは難しいと思うな」という、みたいなこと。
それ、子どもを誘導してるし、夢を決めてるのは子どもじゃないじゃん(苦笑)
というようなことが、キミチャレでも、ミライチャレンジでも起こる。
大人に悪気は全くない、いや、むしろ応援する気持ちがいっぱいあるのだけれど
残念なのは、その発想が短絡的で近視眼的で、そして「あわてんぼう」だってこと。
星空を見るのが好きな子が宇宙飛行士を目指さなくてもいいし
パンを作って売りたい子が、パン屋さんになりたいって思わなくてもいい
そういえば、ちょっと前に飲みに行ったときにも、
決して過保護でも過干渉でもない若いお母さんが
「うちの子は~~が得意なんだけど〇〇が苦手だし、将来□□の方向に行けばいいかなと思って」と具体的な進路を(まだ小学校低学年なのに)口にしたのでびっくりしたよ。
あのさー、今の時点で子どもの可能性は決まらないから、って釘刺した(笑)
親としては、より早く安心で(子どもにとっても)いい道が見つかったら
それを全力でサポートしてかなえさせてあげたい、みたいな思いだと思うけれど
そういうので、途中で「気持ちが変った子ども」が親のそれまでの貢献を思って道を変えられなくて苦しむこともあるよね。
誰の夢だかわかんなくなっちゃっていたりすることもある。
それは避けたいなあ・・・
子どもの生きていく未来は、大人にはわからないことばかりなのだ
大人の予測できる「成功の法則」なんて、どれほどでもないのだ
世の中の変化をなめるな、
我が子の決めて生きぬく力をなめるな、
・・・そんなことをまあ、やんわりと、総括コメントで言ってみた。
いつもおんなじことを言ってるんだけどさ(笑)
【募集中】
自分のコミュニケーションスタイルが見える!貿易ゲーム @ 豊洲
9月27日(火)19時~21時半 残席2!
募集サイトはこちらです 当分東京開催はありませんよ~
講師力アップセミナー @チクサグリル
10月17日(月)10時半~13時半
教える人の「ありかた」から「プログラムの作り方」まで徹底的にネタバレ(笑)
詳細はこちら ←リンク先のブログ読むだけで面白いから
起業も転職もキャリアも、人間関係もなんでも一緒に考えますよ ★スカイプ可
【個別コンサルティング】 ※その他お問い合わせもこちらへどうぞ
個別コンサルティングの説明はこちら
お申込みはこちらへどうぞ
http://ws.formzu.net/fgen/S87086077/
※9月の個別コンサルティング受け付けは終了しました。
10月の受付日程
3日(月)午後
4日(火)午前 午後
8日(土)午前 午後
12日(水)午前 午後
18日(火)午前 午後
21日(金)午前 午後 ※東京駅周辺
22日(土)午前 午後
23日(日)午前 午後
24日(月)午前 午後
26日(水)午前 午後