音楽にまつわる思い出~その5
中学校のクラブ活動、
最初に見学に行ったのは、テニス部。
小学校の音楽クラブは楽しかったけれど、
まだ、それほど音楽にこだわってもいなかったし、
テニスのユニホームや、ラケットを持って歩くのが
とてもかっこよい気がしていた。
が、
運動系のクラブは、朝が早い。
これが、ダメダメで、
遅刻はしても、早起きなんか年に1度もないようなじゅんもには
とーてームリ!
そして、文化系のクラブは、
音楽部(吹奏楽)しかなかった。
というわけで、音楽部に入部。
とりあえず、新入生は、
バチ打ち(ムチ打ちじゃないよ)といって、
小太鼓のバチで机に敷いた雑巾をたたき、リズムをとる練習をする。
ちなみに、退屈で地味なこのバチ打ち。
じゅんもは、だ~~~~い好き♪
卒業まで、自主的にしょっちゅうやってたものでした。
さて、
このバチ打ち期間を経て、楽器のパート分けとなり、
まぁ、フルートをやってたから、
パートはフルートなのだろうな、と思った。
フルートのパートの上級生は、
背が高くてカッコイイ男子一人と、美人で優しい女子一人。
素敵な二人の先輩と一緒に演奏か~ いいなぁ~うん。
ところが、
バチ打ち期間も終わる頃、
早速運動系のクラブでついていけなくなったという子が
音楽部へかわってきた。
彼女は、フルートのカッコイイ先輩に一目ぼれ
どーしても、フルートでなくてはイヤだと
涙の訴え。
あぁ~~ じゃ、わたし、小太鼓でもいいかな~
ところが、
小太鼓は一人枠の上、とても上手な上級生がすでに演奏していて・・・
ホルンへ分けられることになった。
ホルンの上級生は、男子二人。
ルックスはまぁ・・・の部長をしていた三年生(先輩ごめん)と、
美少年だが、辛らつで怖~~い二年生。
楽器の練習が始まると、
この年、人気がなくてたったの4人しか入部しなかったため、
先輩達は、それはそれは可愛がってくれて、
一生懸命、かつ、優しく指導してくれた。
のに、
ホルンだけ、なぜなの?厳しかった~~~~
「肺活量なさすぎ! 階段10往復!!」
「走ったらすぐに、ロングトーン! (一息で、なが~~い音を吹く)」
「だめだめ、まだかすれてる! もう一度走って来い!!」
てな、毎日・・・
全員で合わせる時には、
「君、まだ演奏しなくていいから。邪魔だから、黙って楽譜見といて」
なんて。
先生に何度も楽器を変えてと頼んだけれど、
「他の子だと、すぐに泣いて辞めちゃうから~
あんたは泣かないから、いい」 と。
泣いた者勝ちかよぉ~~
毎日しごかれて、やっと分担パートをもらった。
夏のコンクールに向けて、練習が始まった。
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その6へつづく
音楽にまつわる思い出~その4
小学校6年生。
1学期は何のクラブに入っていたのか、全然思い出せないけれど、
2学期から、音楽クラブに入った。
器楽合奏のクラブ。
合奏というと、たいてい一番人数の多いパート
リコーダーとか、カスタネットとか
でも、この時は、
なぜか器楽合奏なのに、フルートがあって、
先生が楽器を貸してくださったので、
フルートをやらせてもらえることになった。
とても人気のある音楽の先生が担当で、
皆、一生懸命、そして楽しく練習した。
曲目は、
エーデルワイス、
渚のアデリーヌ、じゃなかった、愛のオルゴール、
宇宙戦艦ヤマト
先生は曲のイメージを色にたとえて
エーデルワイスは純白。
愛のオルゴールは、淡い黄色。
ヤマトは・・・何色だったかな・・・ネイビーだったような記憶。
この先生は特に何かの楽器の演奏家というわけじゃなくて、
普通の小学校の音楽の先生だったけれど、
この先生から学んだことは本当に多かった。
楽譜は何年後でも今の演奏を思い出すことのできるもの。
大切にしなさい とか。
音に強弱をつけることによって、何を表現するのか、とか。
休符の大切さ、とか。
そういった、直接音楽にかかわることだけでなく、
先生の指揮の仕方、
メンバーのまとめ方、
魅力的な話し方、
演奏のテクニックとは違う面での、音楽の作り方を
沢山教わった。
それまでも、音楽の時間は好きだったし、
エレクトーンも習っていたけれど、
この後、ずっと何かしら音楽に係わってきたきっかけは、
このとき、この先生に出会ったことだと思う。
ピアノを習うように勧めてくれたのも、この先生だった。
そして・・・
そのピアノが、二胡へつづく縁の始まりになるなんて、
思いもしなかったけれど。
すすすごいよ
石川遼くん、今季3勝目~~~
只今、賞金ランキングトップ!
すごいよ、すごいよ~~~ ![]()
ハニカミ王子だったのに・・・
もう、とっくに大人の顔になっちゃって。
プレーもインタビューも、堂々としてて・・・
王様になる日も近いかも?!

