8月24日午後。



一人旅は、まだまだ続きます。


シュタイン・アム・ラインから、

ヴィンタートゥーアに行く予定でした。



ヴィンタートゥーアは、17もの美術館がある街。

でも、美術館なら、これまで多くの国で見てきました。



スイスは、建物の中に入ってしまうより、
自然を身体で楽しむべき。


どこか別の場所に行ってみたくなりました。


地図を見ていると、気になる場所を見つけました。


コンスタンツ。

予定を変更して、行ってみることにしました。


電車で、クロイツリンゲンまで。

駅の窓口で、コンスタンツまでの行き方を聞くと、

電車が走っているとのこと。



クロイツリンゲンからコンスタンツまで、わずか3分で到着。


車内で検札。


クロイツリンゲン~コンスタンツ間は16フラン。


しかし。

請求された金額は、

80フラン!!!!



なぜでしょうか?

スイスでは、チケットを持たずに乗車すると、

恐ろしく高額なハンドリングフィー(手数料)を

取られるのです。

(どおりで、あまり検札がないにもかかわらず、

乗客が律義にチケットを買っているわけです。)



さて。

「芸は身をたすく」と言いますが、

「英語は身をたすく」。



車掌さんに対して交渉。

こちらのロジックは、


(1)私は、クロイツリンゲンの駅員さんに、

   コンスタンツに行く道を聞いた。

(2)駅員さんは、14:07発の電車に乗るよう指示した。

(3)駅員さんは、私がクロイツリンゲンまでのチケットしか

   持っていないことを知っていた。

(4)駅員さんは、車内で切符を買うと

   高額な手数料を取られることを私に教えてくれなかった。



車掌さんに

「手数料を取られることを知らなかったあなたが悪い」

と言われれば、それで一蹴されるわけですが、

「今回は特別に計らいます」と言ってくれました。


スイス人とアメリカ人の違い。

これがアメリカ人だったら、

おそらく100%このような対応をしてくれません。


スイスに来て、いろんな人とお話しして、
スイス人の優しい国民性を感じています。

















8月24日午後。



一人旅は続きます。


シャフハウゼンの駅で

シュタイン・アム・ライン行きの電車を待ちます。



ベンチの隣に座っていたスイス人女性とおしゃべり。
ローザンヌがお薦めだと教えてもらいました。
(フランス寄りなので、次回、訪ねようと思いました。)


シュタイン・アム・ラインに到着。



「シュタイン」に「宝石」という意味があるとおり、
スイスで、中世の雰囲気を最も残している
と言われる美しい街です。


ライン川を渡って、旧市街へ。


最初に出てくるのが聖ゲオルグ修道院。


建物の装飾に目を奪われる市庁舎。
広場には、テラス席が出ていて、
皆がリラックスしながら
お茶を飲んだりビールを飲んだり。


通りをてくてく歩きます。



それぞれのお店の看板が凝っている!
アイアン(鉄)製で、
それだけで美術品になりそうな美しい看板です。


もちろん、建物の壁面の装飾画も素晴らしい。

街全体が、美術館のようです。



ウンター門まで歩いて、ライン川沿いに移動。
ベンチに座ってランチをいただきます。


ライン川はとても美しい水が流れています。

澄んだ水。

子供も女性も、ドボンと水に飛び込んで泳いでいます。

水は光を反射してキラキラ。



そんな美しい風景をしばらく眺めていると、
スイスがますます好きになっていくのでした。














8月24日午前。



スイス4日目。


今日も一人旅。



8時過ぎの電車に乗って、シャフハウゼンへ。

ライン川は全長1,300キロ。
シャフハウゼンは、ライン川が、
唯一、滝となって流れ落ちる場所。


船がいったん荷物を降ろしたのが、この町の始まりです。


バスに乗って、ラインの滝へ。



迫力満点!

先日、華厳の滝に感動しましたが、

ラインの滝の方が、ずっとパワフル。

ヨーロッパでNO.1のスケールと言われるだけあります。



バスで、シャフハウゼンの街に戻りました。


出窓や建物の壁の装飾(絵画)は、目を見張る豪華さ。



本格的な一眼レフを持った老人の女性が私の前を歩いています。
その人が止まって写真を撮るところは、
写真スポットに違いありません。
私も真似をして、追いかけながら同じ場所で写真を撮りました。


たとえば、

1570年に描かれた騎士の家。

聖ヨハネス教会。



途中で長くて急な階段を上って、ムノートへ。

ムノートは、1560年代に造られた円形の城塞です。
内部のらせん状スロープを、息も絶え絶えに登り、
(汗みどろ)

円形広場に到着。


かわいいシャフハウゼンの町並みだけではなく、

ライン川やぶどう畑の田園風景を堪能しました。