私の娘、紅梨(クリ)は脊髄小脳変性症の

DRPLAという病気を患っています。

 

脳が萎縮していく病気で、遺伝性・進行性・治療法はありません。

現在は寝たきりの状態です。

 

夫、千秋さんは4年前に、クリに薬が間に合う事だけを祈りながら亡くなりました。

 

現在はCureDRPLAという団体で

治療法開発活動をしています。

どうか、DRPLAの治療法が

見つかりますように。

自己紹介の最初からはこちら

 

クリは認知機能、微細運動機能の低下、

そして最後に粗大運動も低下していきました。

 

中学に入ると、

身体が前屈みになり、頻繁に転ぶ様になりました。

 

身体中に生傷が絶えなくて、

階段は手すりを使って、やっと上がれる程度。

下りることは難しくて、必ず体を支えてやらないと、

足を踏み外す様になりました。

 

そんなクリを、

千秋さんは「転ばない様にしっかり歩け」と怒鳴ります。

 

クリはその声に反応して、

もっとバランスを崩してしまう、、

そんな毎日でした。

 

 

 

小さい頃から通っていたダンススクールも、

もう着いていけなくなりました。

先生方はクリ専門のスタッフをつけてくれ、

「クリがここに来たいと思う間は、ずっと通ってきていいよ。サポートするから」と言ってくれました。

 

毎日が不安でいっぱいだったので、

周りの人達の優しさが、心に染みました。

 

 

 

病気(DRPLA)が分かるその日が、

近づいていました。

 

 

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こちらは1年前に作った

「難病の娘と共に」というビデオです。

今の私の気持ちも全く変わりません。

 

私たち家族のことを書いた”OHANA 家族”の

オーディオブックはこちら。

 

明日もいい日になります様に。