精神的な清潔感──倉本聰先生 | pinocoのブログ

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巨大子宮筋腫、乳がんetc·····
何があっても自分らしく生きる七転び八起きの精神でユーモアを忘れず生きています。

乳がん術後331日

ホルモン療法297日目


ゆっくり8時半に目覚める土曜日

外は雨が降っていてサイコーだ




今日は友人と

富良野まで倉本聰先生のプライベートライブラリーへ行ってきた


その友人と出逢ったのは

30年ほど前に通っていた手話サークルだ


昨年、偶然の再会をして


時々誘ってくれてはいたが

通院だったり

他の用事が入っていたり

体調が思わしくなかったりで

なかなかゆっくり会うことができずにいた




今日、ようやくタイミングが合ったというわけだ





出発時間が
ちょうど昼時だったので
美味しいお蕎麦で腹ごなし




倉本聰先生のプライベートライブラリーの時間まで少し時間があると


ニングルテラスに寄ってくれた



ここに来るのも久しぶりだ

ただただ癒される空間が広がっている



気になる穴




ここを歩いていると
スマホのシャッターがうまく切れないという現象が始まった

こういう事はよくあることで

てきめんにそういう事が起こるのは神社だ



ここもパワースポットであることは間違いない

シャッターが切れなくなるという現象が起きても何もおかしくはないのだ






物語の舞台になった喫茶店の前で

なぜか記念撮影をするが

やはりシャッターがうまく切れない



シャッターのボタンを押した時じゃないタイミングでシャッターが下りる

変な時にシャッターが切れる事に可笑しくなって笑っていたら
それがなぜか一枚だけスマホの中に残っていてそれを見てまた笑う




気を取り直してパチリ

正しい(?)写真がとれた


ここまでで

もう十分楽しんでいたが

今日行った目的はここ



本番はこれからだ




子どもの頃から当たり前に観てきたドラマ

『北の国から』


今日は『巣立ち』の前編をみせていただいた


北の国からのドラマは

不思議なドラマで


今でも麓郷には本当に五郎さんが住んでいて

純や蛍がそれぞれの土地で頑張っていると思わされる



北の国からは

人の心の奥底を見事に表現している作品だ



久しぶりにみたが

とても新鮮で面白くそして深くて尊い



作品上映後に登場した倉本聰先生は

杖こそついているが

北の国からのドラマの裏話を

ユーモアたっぷりに話される



倉本先生のお話しで今日一番心に残った言葉は


『精神的な清潔感』







すごいな



精神的な清潔感なんて言葉がスッと出てくるなんて

流石、倉本聰だなと妙に納得した



富良野演劇工場で

あっという間の3時間が過ぎていった





自分はガンになって

更に無理がきかなくなった


前はふらっと上富良野や中富良野へよく行っていたが


今はフラりと行く体力もなくなってしまった



友人が運転して連れて行ってくれたので

倉本先生の貴重なお話しを聴くことができた




とても素晴らしく楽しい休日だった

友人には感謝しかない




そして


しばらく『精神的な清潔感』を考える日が続きそうだ