自分は下戸ではないがお酒はほとんど呑まない
時々呑みたいなぁ・・・と思う時もあるが、
呑まなくてもその気持ちはいつの間にか
どこかへ消え去っている
飲む集まりの時もお酒が入らなくても楽しい
心からそう思える自分が不思議だと思った事もあるが、そういうものなのだと今は思える
昨日はひょんな繋がりの方の
誕生日祝いに参加した
なんだか見たこともないお酒の瓶が
カルピスを飲む自分の前に並んでいる
「ワイルドターキーって、鳥のお酒なの・・・?」
お酒の種類を知らない自分は、
こんなとんちんかんな疑問を誕生日を迎えた本人に投げかける
「鳥のお酒ではないけれど・・・」
と、ニコニコと優しく答えてくれるが、
じゃあなぜワイルドターキーの瓶に鳥が描かれているのだろう・・・
人の良いその本人は、スマホを取り出しGoogleに問いかける
その答えは、ケンタッキー州で造られたものだから・・・・とかなんとか書いてある
ほう、なるほど───────

カラオケボックスに場所を変えて
お誕生日を祝う宴は楽しく続けられる

一夜明け
鍼の治療に向かっている
ツルツルガタガタの雪道を、なんとなくこんな事を思いながらハンドルを握る
「そういえば、自分の周りには同じ誕生日の方が3人いるなぁ・・・」
その3人はそれぞれ年齢が違うので、正確には同じとは言えないだろうが、月日だけでも同じ方が周りに3人とはなかなかないことだ
その3人はそれぞれ接点がない
同じ誕生日が2人までは、割とありがちな事なので気にしてはいなかったが
3人目の方と出逢ったときに、これは何か意味があるんだと確信した
ただその何かはわからないままだ
わかっていることは、その3人はそれぞれ自分にとっての人生のターニングポイントのきっかけとなる人物であったことだ
3人はそれぞれ年齢も違うし、見た目が似ているわけでもない
なのに、自分が感じる3人は似ている
そして─────今、気付いた事がある
その3人とはまた別に
誕生日が同じ3人は自分の周りにまだいた
その3人もそれぞれの接点はないが、そのうちの2人とは同時期に知り合っている
こちらも何か意味があることだろう
すべての出逢いには必ず意味がある
偶然に思える事も必然な事なのだ
ストンと繫がる日はきっともうすぐだ
難しい数式を解いている途中で
答えが出る直前のなんとも言えない感覚・・・
体中の細胞が目覚め出すような不思議な感じが自分の中に広がっている
いつものように
答えは必要な時期に
自然にスッと降りてくる
なかなかとけない知恵の輪が
スッととけるみたいにストンとくるのだろうな────
