2015年巨大子宮筋腫のために
子宮全摘術後を行ったその後の記録です
2017年10月22日に書いたモノです
風邪のウイルスが体に入ったのだろうか、
夏の間おとなしくしてくれていた喘息が、また騒ぎ始めている
病気は何にしても厄介だが、喘息も相当厄介なものである
人は生きるために無意識に息をする
その息の通り道が炎症を起こしているのだ
咳が酷くなると、話すことも息を吸うことすら出来なくなる
季節の変わり目だからか、この時期は毎年喘息が酷くなる
今年も漏れずに喘息の症状が出始めた秋の日
こんな嬉しい知らせが届いた
9月に受けた編物検定の合格と受賞の知らせ
文部科学大臣賞
正直に言うと、今年の受験でこの賞を狙っていた
編み物検定は難易度が低いとネット上では言われている
実際受けてみると、3級までは編み物の経験がある者にしてみたら簡単だ
2級から急に内容が難しくなり、ここで受験をやめてしまう方が多くいるというのも頷ける
2級が1番の難関かと思っていたが、
1級はちゃんと2級以上のレベルの難易度だった
しかも、2級までの勉強がしっかり理解出来ていないとわからないものだらけだった
さらにそこに歴史の問題とスタイル画がプラスされている
編物検定1級の難易度はけっして低くはない
なのに、ネット上では難易度が低いと書かれている
そんな事はないけれど、そう書かれているならば最高の賞を狙おうじゃないか、という気持ちがあったことが理由のひとつで
もうひとつは、3級で優良賞、2級で協会会長賞を受賞したので
今年は文部科学大臣賞を目指そうと思った
さて、受賞の連絡を浮かれポンチの頭で眺めていた自分は、いつもよりプリントの枚数が一枚多い事に気づく
文部科学大臣賞にまだまだ浮かれポンチの頭の自分は文字が文章として見えていない
謝辞・・・?
書いたものを読み上げてもいい・・?
どうぞ気楽なお気持ちでお願い致します・・・?
・・・・・
え・・・?
浮かれポンチの頭のまま、単語として目に入る言葉にこれはどうやら大変なことだぞと気付き、あらためて最初からゆっくりと文面を読んでいく
あなたに謝辞をお願いすることになりました。
どうぞよろしくお願い致します。
と、書いてある・・・・・・
浮かれポンチがシャキンとなった瞬間だったが、授賞式までは一ヶ月ある
どうにかなる
今は一級合格の安心と
文部科学大臣賞受賞の喜びに、しばし浸ることにしよう
嬉しい事に、昨年の授賞式で出逢った福岡の素敵な女性も、また別の賞を受賞したと連絡が入った
一生懸命真面目に勉強に取り組んでいる彼女とこの1年何度も連絡を取り合っていた
どこかの教室に通う事もない、編み物検定の勉強は、はっきりいって孤独との闘いでもあった
彼女の存在は自分にとって本当に大きいものだった
すぐにいつもの旅行会社に車を走らせ、飛行機とホテルをおさえた
大好きな末廣亭にまた行ける
大好きな甲州街道を歩ける
歩行状態は去年よりは少し良いが、まだまだ一人で長くは歩けない
でもそんなことはたいした問題ではない
歩くのが遅ければ、早く出発をすれば良いだけだ
式典と飛行機の時間さえ遅刻しなければ
あとはどうにでもなる
編物検定3年間の締めくくりに最高の賞───
下腹部の痛みも喘息も吹き飛ばす嬉しい出来事だ