勘違いと間違いはよくあることだが、今日もやってしまった
自分でもよくまぁこんな間違いをしたものだと可笑しくなってしまう
それはこんな事だ
今日、札幌の『地下鉄さっぽろ駅』の近くにメインの用事があった
旭川からJRで向かった自分は、地下鉄さっぽろ駅をアプリの地図上で確認すると、JR札幌駅より少し離れている
地図上の方向が大通り側なのを見たときに、自分の頭の中ではぼんやりこう考えていた
「『札幌』から『さっぽろ』まで地下鉄だな・・・」
もうこの時点で間違っている
何だかわからないけれど、この時すっきりしない何かもやっとした印象があったので、本能的には間違いを感じていたのだろう
だが、まだ間違えている事に気付いていない
話しは逸れるが、その前にJR札幌駅からヨドバシへちょっと寄り道をした時にも道を間違えていた
西口の改札を出たところまでは良かったのだが、そこから反対の方向に進んでしまった
自分は以前3年程札幌に住んでいたのもあって、札幌を歩くことは中途半端な自信がある
違うな・・・ということはわかった
そもそも自分の根本には「どうにかなる」という思いが常にある
それが有り得ない間違いを作り出すもとになっている
その後どうにかヨドバシへ行くことができ、無事にスマホケースと保護シールも購入できた
接客についてくれた店員のお兄さんに、この時こう聞いている
「この後大通りで用事があるのだけれど、南北線でしたよね」
いつの間にか自分の中で
『さっぽろ』→『大通り』にすり替わっている
もう一度言うが、用事があるのは『地下鉄さっぽろ駅』付近だ
痛みが増してきている下肢に参ったなと思いながらも、地下鉄南北線の『さっぽろ駅』の改札を通り、真駒内方面に乗り込んだ
発車のアナウンスが耳に入る
「『さっぽろ』出発します。次は『大通り』」
ん・・・・・さっぽろ?
あれ??
この時、自分の大きな間違いにようやく気がつき
すぐさま地下鉄を降りた
ドアが閉まる寸前だった
用事があるのは『地下鉄さっぽろ』駅付近
そしてここは『地下鉄さっぽろ』駅
地下鉄に乗る必要は全く無かったのである
なんとなくもやっとしたものがようやくスッキリし、ストンときた
それと同時に、またやってしまったかと自分が可笑しくなった
とりあえず改札を出なければいけないので、駅員さんに間違えてしまったことを話すと、改札から出してくれた
さらに間違えたのはこちらのミスなので切符代は諦めていたが
「すぐに払い戻ししますね。」
と、さっと200円を手渡してくれた
まさか払い戻ししてくれるとは思っていなかったので聞いてみると、
「乗っていないのだから払い戻しはします」
という答えだった
この時に
「一回乗り込んで、間違いに気づいて降りたんです」
と、とんちんかんな事をこの親切な駅員さんに言ってしまったが、気持ち良く200円を戻してくれ、さらに目的地に一番近い出口を教えてくれた
まさかの札幌での勘違いと間違いの連発珍道中であった
下肢の痛みは酷く旭川駅に戻ったときにはほとんど動かせない状態になってしまっていたが
心は穏やかだった