背中の痛みがやはり取れない、なんとなく気持ちも晴れないままいつものスタバにいる
何を言っても一週間後には試験があるのだ
勉強しない理由はどこにもない
鈍い痛みを晴らす為に、捨てるのを迷っていた物をえいっとゴミに出し洗濯機のタイマーをかけ、だらける前に家を出た
いつものスタバのいつもの席に座り、ふと前に座って勉強している方のテキストが目に止まる
婦人科の医師になるのだろうと思われる本だった
背中の痛みと共になんとも複雑な心境になる
目の前で一生懸命勉強している若者に、どんな状況でも患者に寄り添える医師になってほしいと願いながら自分の勉強に集中する
自分の名前を呼ぶ声に顔をあげると、先日ここでセミナーを行ってくれたスタバの店員だった
ショートヘアでくりっと芯のある目をした店員がこんなものを手渡してくれた
嬉しいメッセージカードを見ながら、そういえば昔サンリオに勤めていたときにメッセージカードの大切さをイチゴの王様が教えてくれたことを思い出した
店員からの嬉しいメッセージカードを励みに、勉強をさらにすすめる
急に気温が下がった為だろうか、しばらく落ち着いていた不整脈が出てきて、嫌な不協和音を奏で、やはりなんとなく内なる気持ちが低空飛行のままである
アップルパイの試食もいただいた
コーヒーをおかわりしてもう少し集中する事にしよう