2015年12月8日に書いたモノです
2015年10月21日(水)
あの痛みから数日後、職場から通いやすそうな旭川の総合病院Nに向かいました
人の付き添いで病院慣れはしているものの、自分の事となるとこんなに気持ちが不安定になっていることに驚きました
その反面、誰かと話しをしたら不安で泣いてしまいそうで一人で来て良かったのかもしれないと頭の片隅で思っていました
ここの診察室での事はこのブロクでしっかり残そうと思ったきっかけになったことでもあります
婦人科の診察室に入って
初めてのT医師に
最初に言われたことは
「背中が痛くてなんで婦人科に来たの?」
でした
下腹になんとなくあるしこりが気になっていることを話すと
T医師はまぁとりあえず来ちゃったから看ようか・・・・ぐらいの感じだったと思います
内診台に乗ったお腹を見るなりT医師の笑う声が聞こえました
「これ筋腫だわ・・・・・外から見てもわかる・・・・・いやぁ・・・・・なかなかこんなのないぞ・・・・・よくこれで普通の生活ができていたもんだ・・・・・」
と、さっきまで失笑していた医師の目の光が一瞬にして変わったことを感じました
しかしその言葉以外は何も説明がなく、まず癌検診
子宮頸がんの方はできましたが、子宮の中に検査の器具を入れることは不可能でした
「MRIと血液検査を今日するから二日後に来れますか?」の医師の言葉に
「次の休みが来週の月曜日なのでそこでいいでしょうか?」と、まだ事態を飲み込めていない自分は呑気にこう答えました
「良いけれど、もつかなぁ・・・・・」
その言葉で自分の頭は余計混乱しました
「命の危険があります。無理はしないでください、何かあったらすぐ来てください。次に痛みがきたら飲み薬で止められるものではないので何も今日は出しません」
...........
どうして命の危険があるの?
どうして痛み止めがきかないの?
なに?
なに?
なに?
何?
子宮筋腫って死んじゃう病気?
頭の中は真っ白でした
検査が終わった後もそのN病院の中の長椅子でぼーっと座り
流れてくる涙を止められなかったです
数時間後、なんとなく涙が治まって飲んだ自販機のお茶はとても美味しいものでした
そのお茶で自分を取り戻し、おかしな事に美容室に行こうと思いました
こんなときに美容室って・・・・と自分でも可笑しくなりましたが
何気ない日常生活に戻るきっかけがほしかったのかもしれません