びわ湖マラソンを振り返り 後編 | Running diary フルマラソン3時間30分台へ

Running diary フルマラソン3時間30分台へ

2015年秋、ランを始めて7年半。22年シーズンは大阪マラソンで念願のサブ4、水都大阪ウルトラで100キロを達成できました。この記録で満足せず、更に上を目指して頑張っていきますが、いつかは記録を忘れて楽しく走り続けていきたいです。

おはようございます。


本日よりランを再開したいと思ってましたが...

まだ左脹脛の痛みが治っていないため、ノーランとなりました。いつになったら再開できますでしょうか。

大阪は穏やかな朝を迎えています。




中編からの続きです。


ハーフを過ぎたあたりで、頭の中に今シーズンのことを思い出してました。


残り20キロを走れば、今シーズンのマラソンが終わる。

なんとかこのまま走り切りたい!


ところが、ランニングの神様は私にこれでもかと辛すぎる試練を与えてきました。


​21キロ〜25キロ 27分39秒

ハーフ地点を過ぎ、湖岸に戻る途中のエイドではいっぱい水分を摂りました。

この付近は果物栽培が盛んなんでしょうか、苺🍓グミやメロン🍈ジュースがありました。

今回エイドの飲み物は完全制覇しました。


湖岸沿いの道路に戻りまた北上していきます。

ここからはゴール地点にあたる烏丸半島を走っていきます。


この辺りまでは足は順調。目立ったアップダウンもなく、淡々と5分半ペースを刻んでいきます。


そして去年応援に来た烏丸半島が見えてきたところで25キロに到達しました。残り17キロちょっと。


26キロ〜30キロ 28分0秒

烏丸半島に入ると一旦車道から外れ、歩道を走ります。まさしく湖岸沿いを走っていきます。


朝走ったら、気持ちよさそうなところです。


そこにアフロを被ったけんだまさんがいらっしゃたのですが、すぐには気づかず。けんだまさんが呼びかけて、写真を撮ってくれました。

ありがとうございます。

この時はまだ元気でした。



烏丸半島をぐるっと周り、さらに北上して守山の陸上競技場を回ってから、烏丸半島に戻りゴールとなります。


烏丸半島を走っている途中、スタート地点で預けた荷物が、駐車場らしき場所に野晒しになってました。

今回は天気が良かったからいいけど、雨だったらどうするんだろう?


烏丸半島の湖岸沿いを走り終え、車道区間にもどり北上していきます。するとすでに折り返ししてきた40キロを走ってきたランナーとスライドしました。その時タイムはまだ2時間40分台。

私には怪物しかみえないです。


湖岸沿いの道路を走り、ようやく30キロを通過。

その時タイムは2時間45分23秒、ここで㌔6で進んでも4時間ギリできるぞ!と囁くリトルやたろうが出現していましたが、ペースはそのままで終盤へ。



​31キロ〜35キロ 29分5秒

残りの期間に備えて、携帯していたジェルを飲もうとした時、ポケットに大きいものを発見。

今回は持ってきてました。


命の餅、豆大福〜🎵

すっかり忘れていました。


ロング走の時のラッキーアイテム、のはずだったのですが...


食べてみると、まぁ口になかなか飲み込めないこと。手に持って少しずつかじりながら食べたので、走りづらかったです。水が欲しかったですが、そういう時に限ってエイドは3キロ先だったりで...。(エイドを過ぎてから餅食うなって話)

喉にも詰まりそうにもなり、命の餅ではなく、命懸けの餅となったのでした。

なんとか食べましたけど...


挙げ句の果てに、その先で応援していた、saeさんとMさんに「餅が喉に詰まって苦しい...」と告げた時、笑われてしまいました。

Mさんが撮ってくれた写真をsaeさん、Yayoiさん経由でいただきました。ありがとうございます。




その先を折り返したあと、左に曲がり佐川美術館の裏にある競技場を目指します。そこにはランナーみんなが楽しみにしている近江牛のローストビーフ🥩がありました。

ホームページから拝借しました。


しかし、そのあたりからふくらはぎに攣りの症状が出ていて、㌔ごとのラップも5分30秒が維持できなくなっていました。


食べたかったけど、断腸の思いでスルーして水分だけ摂って競技場を後にしました。


競技場を出て走っていくと35キロの通過板があり、残り7.2キロとなりました。


​36キロ〜40キロ 31分25秒

頭には7.2キロなんて、あっという間に終わると思っていたのですが、なかなかうまくいってくれません。この辺りから一気に攣りが私を苦しめてきました。

戻る途中道路の反対側にいたsaeさんに声をかけられた時、「脚が売り切れました」って絶叫しました。


しかし、saeさんにはよく聞き取れなかったようで、後からYayoiさん経由で確認が入りました(笑)。


ここにリトルやたろうが出現しました。


や:止まらずに最後まで走りきろう!

リ:いやいや、無理しないで歩いた方がいいぞ、その方が楽になって攣りが治るから...


この期間は苦しみながら走ってました。ですが37キロを通過した時、攣りは限界...、我慢ができず、リトルやたろうに屈してしまいました。


ですが歩き倒してしまったら、サブ4が間に合わないかも...。走りと歩きを繰り返します。

そして38キロを過ぎた時、目の前にはゴールの烏丸半島が見えました。しかし先の道を見ると大きく左の方から回っていかないといけないという...。

この区間がめちゃ長く感じたのは言うまでもありません。


最後のためにアミノサウルスeliteや甘草湯も飲んで攣りを治るのを待ちながら、走りと歩きを繰り返し、ようやく40キロを通過。

この時点でタイムは3時間46分になろうとしていました。サブ4まで残り14分。


​41キロ〜ゴールまで 

今シーズン走った神戸と京都の残り2.2キロは不思議と攣りが治り、一番速いラップでゴール出来ました。


しかし、今回は脚攣りが全く治りませんでした。


最後はサブ4、大ピンチでした。


この区間は残り時間との戦ってました。

大変お恥ずかし話ですが、足が前に出なくなり、普通に走ることができなくなっていました。

動かそうとするとふくらはぎがいうことを聞いてくれないという...。


そして残り1キロを過ぎた時残り時間は7分を切り、必死になって走ろうとしましたが、ほぼ早歩きでした。そして最後にゆるい坂道が出た時は心が折れ、ほぼ歩き。

走りたいのに走れない、情けない私。


そんなクタクタな私の姿をけんだまさんが撮ってくれてました。みっともないところを見せてしまいすいませんでした。


でも、

どんな不細工な走りに

なろうが、

ここまで来たら

やっぱり

サブ4を獲りたい...



下りが見えた時42キロの表示板を通過。

下って行くとその先にゴールゲートが。残り2分を切ってました。


早くゴールしたい...


この時にはもう余力はなく。最後は足を庇うような感じでほぼ早歩きで、


フィニッシュ!!


最後まで走りきることが出来ず、めちゃくちゃ悔しかったです。でもなんとか執念で42.195キロを4時間以内で走り切りました。


総括に続きます。