9/17 丹後ウルトラマラソン スタート〜30キロまで | Running diary フルマラソン3時間30分台へ

Running diary フルマラソン3時間30分台へ

2015年秋、ランを始めて7年半。22年シーズンは大阪マラソンで念願のサブ4、水都大阪ウルトラで100キロを達成できました。この記録で満足せず、更に上を目指して頑張っていきますが、いつかは記録を忘れて楽しく走り続けていきたいです。

おはようございます。


丹後ウルトラマラソンの続きになります。

ここからマラソン編になります。今回は30キロまでになります。

⭐️のついたスタート地点から🌼のついた辺りまで。



午前9時、一斉スタート

すでに気温は30℃でした。


私にとって本格的なウルトラマラソンはこれが初めてでした。というのは今まで出たウルトラマラソンは河川敷や遊歩道など車の走らないところばかりでした。


丹後の場合...

・公道を走る(原則左側通行)

・歩道があればそこを走る(道幅が狭い)

・信号は必ず守らないといけない


フルマラソンと違い、道を通行止めにする事ができません。すぐそばを車が走りますので車に接触するリスクもあり注意して走らないといけません。


スタートからしばらくは大渋滞。2キロあたりから最初の坂があるのですが、先が詰まってしまい、走っては止まるの繰り返し。

ゆかりんさんと一緒に進みましたが、前がなかなか進まない為、坂では一旦ゆかりんさんには先に行ってもらい、私は早速歩きへ。平坦になったところで走りゆかりんさんに追いつかという感じで進んでいきます。


ゆかりんさんと一緒の時はペースや先のエイドの事を確認しつつ、時には雑談もしながら距離や時間を忘れて楽しく走らせていただきました。走るコースも景観が素晴らしく写真に撮りたかったくらい。


しかし気温は徐々に上がっていきます。私は少しでも暑い状況を錯覚させる為にクリップオンサングラスをつけて、目を守ります。


8キロ過ぎた辺りのエイドですでに汗だくになりました。ここからゴールまで体力が持つのか不安になります。

バナナやパン、水分を補給して(そういえば今回はへしこおにぎりを見なかったような...)、ソフトフラスクに水分を入れて先へ行こうとした時、ゆかりんさんに呼び止められます。そして氷をいただきました。

ゆかりんさんがエイドで氷をもらい、IKEAのジッパー袋に入れてたのです。


その氷を帽子の中に入れたり、首元にあたるようにして走られてました。


その手があったか!

ゆかりんさん、ナイスです!


私も帽子の後ろについているネックカバーに氷を入れて首元に当たるようにセット。すると蒸し暑さから解放され、溶けるまでの間、気持ちよく走れました。


しばらくすると長い坂が出現!

先の見えない坂は体力温存の為歩きましたが、ゆかりんさんは先の方へ走っていきます。

歩いているとそこで後ろからぽねこさんが来られました。ぽねこさんも坂を駆け上がられてました。2人とも凄すぎる。ガーン

byぽねこさんスポーツ


お二人を見失わないよう、私も坂を走っては歩きの繰り返し。そしてエイドで合流して、お互いの体力を確認しながら進んでいきます。


そして60キロの最初の難関七竜峠へ。

写真は前日下見に撮ったものです。

走ってみると想像していた以上にキツイ坂道でした。

彩都の坂より急だったかも。

ここもゆかりんさんはスローペースで登っていくのに対し、私はパワーウォーク。

byぽねこさんスポーツ、お写真ありがとうございます。


そして最高地点のところのエイドで2人に追いつき、栄養補給、氷をもらったら先は下り坂。

エイドからの景色。結構登ったことがわかります。

日本海と久美浜湾の間の道を走ってきました。


今度は下りは暗峠の下り坂で練習をしていたので、ゆかりんさんより先に行かせてもらいます。

なるべく足に負担をかけないように下っていきますが、めちゃくちゃ気持ちよかったです。


しかし、その考えは甘かったです。ここはリアス式海岸の崖沿いの道。アップとダウンの繰り返しでした。

遠く先を見ると崖沿いの道が延々と続くのを確認。

※Google earthより


その為、走りと歩きの繰り返し。ゆかりんさんを抜いたり抜いてもらったりの繰り返し。

20キロの看板が見えて、やっと3分の1を走りました。2時間20分かかりました。


それにしてもこの区間は景色がめちゃ素晴らしいです。写真を撮らないと勿体無いくらい。

海の底が見えるくらい、綺麗な海。


ようやく最後の下りでゆかりんさんと合流して、坂を終わったところでエイドが見えました。やっと峠区間が終了。

今思えばですが、あの下りの時、右脹脛に違和感があった事を覚えています。それが後の走りに影響します。


ここのエイドではうどんをいただきました。

お出汁がめちゃ美味しかった!

ぽねこさんとも合流して、しばし3人で楽しく会話をしながら進んでいきます。

お仲間がいると走る辛さも吹っ飛びます。海が綺麗すぎる。沖縄みたい!


この後国道区間に入るとぽねこさんは先に行かれました。

その頃12時をまわり、これから気温がどんどん上がっていきます。

辛い時間帯に入ります。


国道期間は離湖沿いを走るのですが登り区間でした。またもゆかりんさんは先へ、私はパワーウォークで進みます。そして登りきったところで、ゆかりんさんとお話しする若い女性が。

誰かと思ったら...、

何と初めましてのゆかりんさんの娘さんでした。お父さんといっしょにゆかりんさんの応援に来られてました。

なんてお母さん想いの娘さんなんだろう。(涙)

先の交差点で旦那さんが運転する車に向かって声をかけてました。


そしてその交差点から海沿いと一旦お別れして、試練の内陸部へ入っていきます。日を遮るものはなく逃げ場がありません。

Google earthより。

2人で走っていきますが、この辺りから私の右足に異変が。

右足の脹脛に攣りの症状が出始めていたのでした。その為一旦止まり、エアーサロンパスで患部を冷やします。一旦痛みが治ったのでまた走りますが、その後も攣りの症状は治らず。結局歩きを余儀なくされます。

その時ようやく30キロをクリアしました。

4時間以内で折り返しに入り、喜ぶ2人。


しかし、足に不安がある為、事情を説明してゆかりんさんに先に行ってもらいます。


ここからボッチで走っていきます。

しかし下りで少しでも進む為に走ったところついに...












右脹脛がフィッシングクラブに捕まりました。


最大のピンチ!


さぁ、どうやって乗り切るか!


後編に続きます。